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  • 2024/02/28
  • 2024/05/17

メタバース関連の求人を探す方法は?求人サイトや企業を紹介

現実空間とは違う世界を構築し、非現実的な体験が楽しめるメタバースですが、メタバースに関連した求人が多く出回っていることをご存知でしょうか。海外はもちろんのこと、日本でもメタバースを活用している企業は多くあり、さまざまな業種において求人の募集がかけられています。

今回は、メタバースに関連する求人の探し方や、メタバースを取り入れている企業を紹介します。また、求人サイトについても紹介しますので、メタバースに関わる仕事を希望している方は、ぜひご覧ください。


メタバースtips編集部です。メタバースをビジネスで活用したい人向けの記事を月間20本制作中。メタバースに関わる情報やトレンドを発信しています。
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目次

1.メタバースとは

メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間を指し、超越を意味する「meta」と世界を意味する「universe」を組み合わせた言葉です。1992年に出版されたアメリカのSF小説「スノウ・クラッシュ」の中で使われたことが始まりとされています。

メタバース関連の求人はさまざまあり、求人サイトやメタバース関連の企業でも募集されているケースがあります。メタバースプラットフォームを開発する職種や、メタバース上で接客業務を行うなど、仕事の内容も多種多様です。

2.メタバース開発に関連する職種

メタバースはさまざまな職種が関わって作られています。ここでは、メタバースに関連する以下の職種について解説します。

2-1.ゲーム開発エンジニア

ゲーム開発エンジニアとは、言葉の通りゲーム開発に携わるエンジニアを指します。現在ではプログラミングだけでなく、ゲーム開発に必要なスキルが幅広くなっていることから、ゲーム開発エンジニアと呼ばれています。

メタバースの開発には3Dゲームの制作ノウハウが活用できるため、現在はゲーム開発経験のあるエンジニアが中心となって開発が進められるケースがほとんどです。

ゲーム開発エンジニアになるためには「Unity」や「Unreal Engine」などのゲームエンジンのスキルや「C++」や「Java Script」といったプログラミング言語の知識が必要です。

2-2.サーバー開発エンジニア

サーバー開発エンジニアは、メタバースプラットフォームを円滑に運用するための重要な役割を担うポジションです。主にネットワークやサーバーの保守・運用・構築を担当しています。

メタバースのサービスが拡大していくと数千、数万人規模のユーザーが同時に接続することも。その際にサーバーやネットワークがダウンするリスクもあるため、メタバースを運営するには大きな負荷に耐えられるだけの環境が必要です。

サーバーの監視はもちろんのこと、環境の改善やバックアップ業務、トラブルが発生した際の復旧なども行います。そのため、サーバー開発エンジニアはメタバースの開発が完了した後も必要不可欠なポジションなのです。

2-3.アプリ開発エンジニア

メタバースはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも利用される機会があります。アプリ開発エンジニアは、iOSやAndroid対応のメタバースアプリを開発するエンジニアです。

アプリ開発エンジニアは、アプリに搭載する機能の設計や開発だけでなく、リリース後のアップデートや修正も担当。また、アプリは定期的に最新バージョンへのアップデートも行われるため、その都度仕様の変更や確認も行わなければなりません。

アプリ開発エンジニアの場合、iOSやAndroidアプリの開発経験がある人材が求められるケースがほとんどです。しかし、未経験の場合でも「Korkin(コトリン)」や「Swift(スウィフト)」といった言語の開発経験がある場合、採用されるケースがあります。

2-4デザイナー

デザイナーは、メタバース空間内のアバターや見た目などのデザインを担当。メタバースのクオリティを左右するポジションであるため、重要な役割を担っています。

メタバースの開発に関わるデザイナーは「3DCGデザイナー」と「UI/UXデザイナー」の2種類に分けられます。

「3DCGデザイナー」は、メタバース空間に表示される建造物やアバター、アイテムなどのデザインを作成。ユーザーが魅力的に感じるようなデザインが求められることから、重要度は高いと言えます。

「UI/UXデザイナー」は「UI(ユーザーインターフェース」や「UX(ユーザーエクスペリエンス)」のデザインを担当。ユーザーがメタバースを快適に利用できるよう、インターフェースをデザインすることも業務の一つです。

3.メタバース関連の求人を探す方法

メタバース関連の求人を探す方法は「求人サイトの利用」や「企業の公式ホームページから応募」などがあります。ここでは、この2種類の方法について解説します。

3-1.求人サイトを利用する

就職や転職をする際に求人サイトを利用するケースがありますが、メタバース関連の求人を探す際にも役立ちます。希望に合った求人を見つけた際は応募ページへと進み、必要事項の入力や履歴書などを提出すると、応募できる仕組みとなっています。

3-2.企業の公式ホームページから応募する

求人サイトに掲載していない企業の場合、自社のホームページ内で募集をかけているケースもあります。企業の採用ページには募集中の職種が掲載されていることがあるため、希望している職種を選択して応募へと進みます。

新卒者だけでなく、中途採用者向けの募集ページを設けている企業もあるため、転職を希望している方もおすすめです。

4.メタバース関連の仕事を紹介している求人サイト

メタバース関連の仕事が掲載されている主な求人サイトは、以下の通りです。

求人サイトによって取り扱っている求人が異なる場合もあるので、複数のサイトを活用しましょう。

4-1.Wantedly

Wantedlyは、企業の求人を探すことができるサービスですが、一般的な求人サイトとの違いは選考前に企業の担当者とお話ができる点です。カジュアル面談を行っている場合も多く、利用者の中には「友達と話すような感覚で面談をしたら、採用が決まった」といったケースも。

2012年のサービス開始から登録者数を順調に伸ばしており、現在は登録者数が約380万人、掲載している企業も約40,000社以上に上ります。主にITやWeb関連の求人が中心となっており、利用者も20〜30代が7割を占めているなど、若い世代を中心に利用されています。

4-2.indeed

indeedは、2009年に日本でサービスを開始した求人特化型の検索エンジンです。インターネット上に掲載されている求人情報を「クローラー」と呼ばれるロボットを活用して集め、indeed内で検索できる仕組みです。

閲覧したい求人情報に関するキーワードと勤務地を入力するだけで求人情報が一覧表示され、興味のある求人を見つけた際はそのまま応募できる点が特徴。企業とのやりとりもindeedを通してできるなど、利便性に優れています。

4-3.求人ボックス

求人ボックスは、indeedと同じく全国の求人情報をまとめた検索エンジンです。2015年のサービス開始以降、利用者数を伸ばしていき2023年には月間利用者数が900万人に達し、現在もサービスの拡大を続けています。

大まかなサイトの仕組みはindeedと同じであり、インターネット上に掲載されている求人情報を集めます。そのため、さまざまな求人サイトにアクセスせずに求人のリサーチが可能です。

より詳細な求人検索が実現できるよう絞り込み検索機能も備えており、雇用形態や給与など自分の希望に沿った検索条件が設定できます。

4-4.doda

dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営している転職サイトで、2023年5月時点の会員数は790万人と業界トップクラスを誇っています。ITや金融などさまざまな求人を取り扱っており、利用者は20〜30代がメインです。

キャリアアドバイザーが、求職者のこれまでの経験や希望を踏まえて企業を紹介してくれるため、ミスマッチが起きるリスクを軽減。また、非公開求人を紹介してくれるなど、転職を成功させるためのサービスも豊富に揃えています。

4-5.メタジョブ

メタジョブとは、メタバース内でのアルバイトやデジタルワークに特化した求人サイトとして2022年9月にサービスを開始しました。メタジョブではメタバース事業に取り組む企業と、場所や見た目に縛られずに仕事をしたい方をマッチングし、メタバースイベントでの接客業務などの仕事ができます。

これまでカラオケ店で行われた推理ゲームの進行業務や、テレビ局にて開かれたVR授業の司会や講師などさまざまな業務を提供しています。

5.求人募集を行なっているメタバース関連企業

メタバース関連企業でも、求人募集を行っているケースもあります。ここでは、求人を募集している以下の6つの企業について解説します。

5-1.株式会社HIKKY

株式会社HIKKYは、世界最大のメタバースイベント「バーチャルマーケット」など、メタバース業界におけるイベントの企画や制作、プロモーションなどを手がけている企業です。

イベント運営のほか、企業向けのメタバース空間構築エンジン「Vket Cloud」も展開。インターネット上のすべてのユーザーへ、コンテンツやサービスの提供が可能です。また、世界100都市のメタバース化を目指す「パラリアルワールドプロジェクト」も進めており、これまで渋谷やニューヨークをメタバース上に再現しています。

株式会社HIKKYでは、制作や開発を担当するディレクターや、エンジニアなどさまざまな分野の人材を募集しています。

5-2.株式会社Gugenka

株式会社Gugenkaは、メタバースやVRなどを活用したアニメのデジタルコンテンツ販売などを手がけている企業です。「Holomodels」と呼ばれる自社サービスを活用し「進撃の巨人」や「プリキュア」などの有名アニメとコラボしたデジタルフィギュアを提供しています。

募集を行っている職種はデザイナーやイラストレーター、エンジニアなど幅広い分野となっており、最先端の機器を使用して業務に携わることができます。また、服装や髪型に関する縛りはなく、コスプレでの出社も可能と多様性を重視している点も特徴です。

5-3.REALITY株式会社

REALITY株式会社は、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」やメタバースプラットフォーム「REALITY XR cloud」の開発・運用を手がけている企業です。

REALITYはオリジナルのアバターを作成し、ライブ配信やイベントなどのコンテンツを利用できるほか、ユーザーとの交流が楽しめます。REALITY XR cloudは、企業向けにメタバース内でのイベント開催や開発エンジンの提供などを行っています。

メタバース上での勤務が可能な「メタバース勤務社員枠」を設けており、エンジニアや3Dアーティストを募集。フルリモートでの勤務が可能なため、住んでいる地域に関わらずREALITYの一員として働くことができます。

5-4.株式会社cluster

株式会社clusterは、日本最大級のメタバースプラットフォームである「cluster」を運営している企業です。clusterにはさまざまなクリエイターが作成した「ワールド」と呼ばれる空間が用意されており、アバターを通して空間内を自由に探索できる点が特徴です。

clusterを活用してイベントなどを開催したい企業とクリエイターを結ぶ「cluster Creator jobs」と呼ばれるサービスも展開。コンサルタントが仲介役として、案件の受託やイベントの開催に必要なサポートを行います。

株式会社clusterは設立から従業員数が右肩上がりに増えており、現在も事業の拡大が進められています。ライブ配信エンジニアやイベントディレクター、3DCGデザイナーといったさまざま職種で求人を募集中です。

5-5.株式会社VARK

株式会社VARKは、エンターテイメント特化型のメタバースプラットフォーム「VARK」を活用してのイベント開催や、法人向けの3Dコンテンツ制作を手がけている企業です。これまで10万人規模のイベント開催実績があり、アーティストのニーズに寄り添った企画の立案や制作を行っています。

社員の8割がクリエイターとエンジニアが占めており、快適な環境で開発や制作が進められるよう社員が希望する機材の導入も進めています。また、スキルアップやプライベートの充実を目的に副業も可能です。

5-6.株式会社リプロネクスト

株式会社リプロネクストは、「リアルを届けるWebマーケティング企業」として、メタバース空間の開発やXRコンテンツの制作、オリジナルのVRゴーグルの作成などを手がけています。

メタバース事業においては展示会の開催やメタバースオフィスの制作など、さまざまなプロジェクトを担当しています。

既存のプラットフォームでは満足できない場合、独自のプラットフォーム開発も可能です。仕様が決まっていない段階でも、低コストでの実証実験からスタートできるため、企業や団体がメタバースを活用しやすい環境を構築できます。

求人募集も積極的に行っており、総合職での採用やクリエイター、Webデザイナーなどの人材を募集しています。また、ウェルカムランチ制度や外部モニターの付与など、福利厚生が豊富な点も特徴です。

6.まとめ

メタバースの開発に関係する職種は、ゲーム開発エンジニアやサーバー開発エンジニア、デザイナーなどが挙げられます。それぞれの特徴やスキルが異なるため、メタバース関連の仕事に携わりたい場合はどのようなスキルが必要か把握しておく必要があるでしょう。

メタバース関連の求人を探す際は、求人サイトや企業の公式ホームページから応募するといった方法があります。新卒者や転職希望者向けのサイトも数多くあるため、さまざまな求人サイトを活用して希望に沿った求人を見つけましょう。

メタバースtipsを運営しているリプロネクストでは、法人・自治体向けメタバースについて企画・プラットフォーム選びから開発までを一貫してサポートしています。「メタバースを活用して人材を確保したい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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