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【メタバース展示会とは】導入事例や活用できるプラットフォーム7選を紹介

コロナ禍の影響で、これまで対面が主流だった展示会がオンラインでも開催されるようになりました。そんな中で注目を集めているのが、メタバース空間で開催する展示会です。

この記事では、メタバース展示会のメリット・デメリットや活用事例、メタバース展示会に使えるプラットフォームを紹介します。

「オンラインの展示会を行いたいが、開催方法を模索している」
「メタバース展示会は、実際どんなものなのか知りたい」


という方はぜひご覧ください。

目次

1.メタバースとは

メタバースは「メタ(meta)=超越した」と「ユニバース(universe)=世界」の2語を合わせた造語。3DCGの技術を使ってインターネット上に仮想空間を構築し、アバターを通じて人と人がつながり、活動を行う場をメタバースと言います。

インターネット上の空間でコミュニケーションを取ったり、移動ができる強みを活かし、旅行や会議を行うことはもちろん、メタバース上に広告を出したり、商品を売買したりと幅広い可能性を秘めており、今、株式市場で注目されている投資テーマでもあります。

▶︎▶︎関連記事:注目のメタバースとは?仕組みやメリットなどやさしく解説

2.メタバースで展示会を開催するメリット3つ

メタバースのビジネス活用の中でも、展示会の開催はメタバースの強みが活きる使い方の一つで、親和性が高いです。まずはメタバース×展示会のメリットを見ていきましょう。

2-1.対面のような相互コミュニケーションが取りやすい

メタバースオフィス アバター

メタバースは、自分自身の分身となる3DCGのアバターを使ってアクセスします。アバターが近づくと会話ができ、出展者と参加者はまるで隣り合っているかのように対話ができます。


話しながらの移動はもちろん、メタバース空間内で資料や動画を見せることができるので、対面の感覚で商談を進めることができます。


また、複数社が集まる合同展示会を開催する場合、企業と参加者の偶発的な出会いが期待できるのがメタバース展示会の魅力。空間内を巡りながら多くの企業を見てほしいという、回遊性も重視した展示会はメタバースと相性が良いです。

2-2.遠方の方も参加できる

対面型の展示会は「遠いから参加できない」という理由で、せっかくの商談の機会を損失する場合があります。メタバースであれば、距離の制約を受けずにどこからでも参加してもらえるのが魅力。

日本全国はもちろん。世界各国から参加者を募ることができるので集客の幅も広がります。

2-3.長期的に見てコストパフォーマンスが高い

対面型の展示会で必要になる設営費・会場費は毎度発生する上に、準備時間も費やします。

メタバース展示会は最初にメタバース構築費がかかりますが、一度制作することでその後は繰り返し使うことができるので、長期的に見てコストパフォーマンスが高いといえます。

3.メタバースで展示会を開催する上での課題・デメリット3つ

メタバースが比較的新しい技術であることから、まだ課題があることも理解しておきましょう。ここでは課題・デメリットを紹介します。

3-1.通信環境やデバイスによる制限

参加者側に安定したインターネット環境がない場合は、スムーズにアバターが動かなかったり、会話が途切れるなどのトラブルが生じる可能性があります。

また、使用しているパソコンやスマートフォンが古いとメタバース自体にアクセスできないことも。

ネットワーク環境は日々進化しているとはいえ、課題は残っています。

3-2.双方(出展側・参加側)の操作方法の共有

メタバースに触れたことのない方も数多くいることから、出展側・参加側それぞれへの操作方法の事前共有が大切です。

操作方法がわからないと、参加側がストレスを感じて離脱の原因となり、思うような効果が得られないことも。

メタバース展示会を検討する際には、企画・制作だけでなくオペレーションについても調整しておくことをおすすめします。

3-3.自社開発・運営のリソース不足

対面型の展示会は自社でブース設計から運営までを行う企業も多いですが、メタバース展示会の準備には3DCGやメタバースに関する専門的な技術が必要になるため、イチから内製化するのは困難と言えるでしょう。

自社のやりたいことに合わせ、メタバース展示会を行えるプラットフォームの活用や、メタバース制作会社のようなプロに依頼をすると安心です。

4.メタバースで展示会を開催する方法

実際にメタバースで展示会を開催するには、二つの方法があります。

4-1.メタバース展示会サービスを使って開催する

一つ目は、既存のメタバース展示会サービスを使って開催する方法です。インターネットで調べてみると、展示会やイベント利用に特化したメタバースプラットフォームが提供されています。


すでに構築してある空間を活用する場合と、希望に合わせてオリジナルでカスタムできる場合があるので確認しましょう。こうしたサービスは、独自で構築するよりも比較的安価で導入できるメリットがあります。一方で、自由度の低さを感じることもあるので、自社の目的に合わせて検討するとよいでしょう。

4-2.メタバース制作会社に依頼する

もう一つは、メタバース制作会社に依頼し、オリジナルのメタバース展示会を制作する方法です。メリットは自由度の高さで、空間やアバターのデザイン、使いたい機能の選定などができます。

他社と差別化を図りたいという方や、長期的に活用する目処が立っている場合は、こちらの方がニーズに合ったオリジナリティのあるメタバース展示会が実現できるでしょう。

デメリットとしては、既存サービスを使うよりもコストが高くなる点です。デザインから3DCGの空間構築まで、オーダーメイドで制作するため時間とコストがかかります。制作会社に問い合わせて見積もりをもらい、予算と比較してから検討するとよいでしょう。

5.メタバースを活用した展示会事例5選

メタバース展示会の基本を押さえたところで、企業の実際の導入事例を見ていきましょう。一社で開催している展示会と、複数社の合同展示会の事例を集めました。

5-1.京セラ

京セラの機械工具事業本部は、2022年11月8日〜13日の6日間にメタバースプラットフォーム「VRChat」内で展示会を開催。

同時期にリアル出展していた工作機械の展示会に合わせてメタバース会場を設け、同社の切削工具や、高能率加工によるカーボンニュートラルへの取り組みを紹介したそうです。

現地に行けない方にも、商品や企業の取り組みをPRできるのがメタバースの魅力。
会場には、社長自らアバターとなって参加したこともあり、新しいものを柔軟に取り入れて市場を拓いていく企業姿勢もうかがえます。

5-2.オムロン

オムロン バーチャル展示会
出展:オムロン 公式サイト

オムロンはメタバースプラットフォーム「cluster」上で、バーチャル展示会ブースを常時公開しています。

近未来的な空間の中では、オムロンの長期ビジョン「Shaping the Future 2030」や主要事業が動画で紹介されていたり、同社が開発した卓球ロボット「フォルフェウス」とのラリー体験ができたりと、様々なコンテンツが用意されています。


企業のカルチャーやサービスを体験しながら学ぶことができるメタバースは、お客様向けとしてはもちろん、採用向けコンテンツとしても活用できるでしょう。


▶︎▶︎オムロン バーチャル展示会ブース紹介ページはこちら

5-3.START DX SUMMIT2021

2021年12月2日・3日の2日間、DXを「知り・学び・交流する」イベントがメタバース「Virbela」で行われました。

メタバース内では、DX関連の各企業ブースに行って担当者から話を聞くことができたり、ステージではDXの専門家による基調講演が聞くことができたりと、リアルな展示会のように情報収集が可能。

さらに、花火大会やビンゴゲーム、音楽ライブなどのエンターテイメント要素も加わり、フェスのようなムードも。
DXイベントをメタバースで実施しているところにも、プロジェクトの一貫性を感じられる展示会です。


▶︎▶︎START DX SUMMIT2021 公式サイトはこちら

5-4.Japan NFT expo in メタバース

Japan NFT expo in メタバース
出典:Japan NFT expo in メタバース

日本最大級のビジネス特化のNFT展示会が、2022年12月17日(土)~2023年1月15日(日)の約一ヶ月間メタバースツール「Spatial」で開催。

社会課題の解決に役立つNFTの可能性を知る展示会として、開催期間中は24時間いつでも、メタバース内でNFTプロジェクトを閲覧できます。

こちらの企画は、メタバースに触れたことのない初心者向けに、Zoomによるメタバース体験会のフォローアップも実施。

多くの人に参加いただきたいという思いから、パソコン・スマートフォンからアクセスできるメタバースを活用している点もポイントです。


▶︎▶︎Japan NFT expo in メタバース 公式サイトはこちら

5-5.スマートファクトリー総合展

オンライン展示会企画・運営専門企業の株式会社エボルトが開発したメタバース型のオンライン展示会プラットフォーム「evort」にて、「スマートファクトリー総合展」を開催。

製造業の生産性を高めるソリューションとして「AIを活用した外観検査」「AGV・AMRによる搬送自動化」「協働ロボットによる省人化」など、テーマごとに多数の企業が出展しています。

各企業のブースには、出展製品を紹介する約60秒のムービーが掲載されており、短時間で効率的に情報収集が可能。

ユーザー登録を必要とするため、自由参加とは違い参加者の管理がしやすいのも特徴です。


▶︎▶︎スマートファクトリー総合展 展示会一覧ページはこちら

6.展示会を開催できるメタバースプラットフォーム7選

最後に、展示会を開催できるメタバースプラットフォームをお伝えします。
現在はサービスが充実しているので、特徴を見ながら自社にフィットした開催方法を見つけてください。

6-1.ZIKU

ZIKU
出典:ZIKU

株式会社ジクウが提供する、メタバースイベントプラットフォーム。

一社での開催はもちろん、20社が集まる合同展示会などの実績もあり、様々な目的に合わせたメタバース展示会ができます。

出典企業はCG制作不要で簡単に3Dブースの作成ができ、ツール導入からイベント開催まで約1ヶ月だった事例も。

アプリや特別な機器は必要とせず、ブラウザからログインできる手軽さも魅力の一つです。


▶︎▶︎ZIKU 公式サイトはこちら

6-2.CYZY SPACE

スマホやパソコンから誰でもアクセスでき、ビデオ通話・アバター接客機能付きのVR展示場を1万円から利用できるクラウドサービス。

バーチャル展示会としてはもちろん、常時公開するショールームとしても活用できます。
展示会スペースのテンプレート空間が用意されているので、動画や画像を差し替えればすぐに空間が完成。


独自のユーザー管理や解析機能をつけた、オリジナル空間の構築も相談できます。


▶︎▶︎CYZY SPACE 公式サイトはこちら

6-3.V-expo

V-expo
出典:V-expo

メタバースイベントをWebブラウザで簡単に開催できる「V-expo」。

オンライン展示会・ウェビナー、セミナー、ワークショップなどビジネス向けの各種イベントに対応しています。

運営が不安な方には、当日のサポートを行うサービスもあるので安心です。

会場のデザインは、テンプレートから選ぶパターンと、オリジナルで制作するパターンがあるので、自社の用途に合わせて相談しましょう。

▶︎▶︎V-expo 公式サイトはこちら

6-4.メタバース展示会メーカー

中規模〜大規模のメタバース展示会を開催できる「メタバース展示会メーカー」。

主催側は、管理画面から自由にブースを配置し、動画やテキストなどの商品情報を掲載できます。
3DCGや開発知識がなくても、簡単に設定ができるので、自社でスピーディーにバーチャル展示会を作りたいという方におすすめです。

ログ閲覧機能もついていて、参加者のアクセス情報が集計でき、データとして管理することもできます。



▶︎▶︎メタバース展示会メーカーの詳細はこちら

6-5.VRChat

アメリカのVRChat Inc.が運営するソーシャルVRプラットフォームです。

自由度高く、本格的なメタバース展示会を作りたい方におすすめ。VRヘッドセットとWindowsパソコンのみから入れるので、多くの人に見ていただきたいというシーンでは不向きかもしれません。


ですが、日本企業の活用事例が多数あり、VRChat内のバーチャルギャラリーやバーチャル展示会も開催されています。


アバターを介した体験が充実しており、メタバース内で乗り物に乗ることもできるので「商材を体験してほしい」という際にピッタリです。


また、世界中にユーザーがいるプラットフォームなので、国境を越えた発信にもつながります。


▶︎▶︎VRChat 公式サイトはこちら

6-6.cluster

クラスター株式会社が運営するメタバースプラットフォーム「cluster」は、スマートフォン・PC・VRゴーグルとあらゆるデバイスに対応しており、ユーザー登録後に無料でアクセスすることができます。

国内企業が運営しているので全て日本語に対応しており、日本人ユーザーも多いです。法人がクラスターを活用する場合には、クラスター社が3DCGでメタバース空間を制作するので、バーチャル展示会の企画等も同社へ相談してみましょう。

▶︎▶︎cluster 公式サイトはこちら

6-7.DOOR

こちらはNTTが提供しているメタバースプラットフォームです。マルチデバイス対応で、簡単にルームを作成できるとして100万人以上が利用しています。

個人利用だけでなく法人利用も許可されていて、バーチャル展示会やセミナー、バーチャル講演会等も開催されています。

3D空間作りに関しては、テンプレートを利用することもできますし、オリジナル空間をカスタムすることも可能。

直感的に操作しやすいので、メタバースが初めてという参加者にも扱いやすいサービスでしょう。

▶︎▶︎DOOR by NTTXR 公式サイトはこちら

7.まとめ

展示会を開催するにあたり、オフラインには「顔の見えるコミュニケーションが取れる」というメリットがあり、オンラインには「移動せずに気軽に参加できる」という強みがあります。

その両方の長所を、メタバース展示会では両立することができます。今後の事業拡大の上で、メタバース展示会を新たなマーケティング施策として検討してみてはいかがでしょうか。

メタバースtipsを運営するリプロネクストは、BtoC、BtoB向けのメタバース展示会の企画から開発までをサポートしています。「メタバースでこんな展示会をやってみたい」「費用はどのくらいかかるのだろう」と気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

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