- 2024/06/06
Unity初心者が押さえておくべき基本のコツとは?

「Unity初心者が押さえておくべき基本のコツとは?」
ゲーム開発に興味を持つ方にとって、Unityは魅力的なツールです。しかし、初めて使うときには戸惑うこともあるかもしれません。
そこで、この記事ではUnity初心者が押さえておくべき基本のコツを紹介します。実際の開発に役立つテクニックやポイントを、分かりやすく解説しています。
初心者でも安心して取り組めるように、具体的な手順や注意点もお伝えしますので、ぜひご覧ください。

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目次
Unityってなに?

多くの人が「自分でゲームを作るなんて難しそう」と思っているかもしれませんが、実は誰でもゲーム開発できるよう設計されているのがUnityです。
Unity は、ゲームプログラミングを簡単にする便利な開発ツールとして多くの人に利用されており、プログラミング初心者でも、スマホゲームやPCゲーム、VRゲームなどのオリジナルゲームを完成させることができます。
マインクラフトやアンダーテールといった有名作品も、元々はプログラミング初心者だった個人開発者が作り上げたものです。現在、個人開発ゲーム、いわゆる「インディーゲーム」の多くがUnityを使って制作されています。
Unityを使ってゲームやコンテンツを開発した月間アクティブユーザー数は世界で28億人を超えています。つまり、Unityとプログラミング言語のC#を活用すれば、プログラミング初心者でも自分だけのオリジナルゲームを実現できるのです。
無料ではじめられる
PCとインターネット環境さえあれば、誰でも無料でゲーム開発に取り組めます。本格的な開発には適切なPCスペックと快適な作業環境が望ましいものの、初期投資なしに開発に着手できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
コードが書けなくてもゲームが作れる
Unity は直感的なドラッグ&ドロップ操作が可能で、ゲーム開発の初心者でもコーディングなしで簡単に作成できます。
しかし、より複雑な動きを設定する際には、「C#」などのプログラミング言語の習得が必要となります。より高度な開発を目指す場合は、プログラミングを勉強してください。
プログラミングが苦手で開発を断念する人も多いので、コーディングなしでも開発できるのは初心者にとってありがたい機能といえるでしょう。
メタバースってなに?
メタバースとは、現実とは異なる仮想の空間のことを指します。利用者は自身を表すアバターを使って、他者と交流することができ、コミュニケーションやショッピング、イベントへの参加など、さまざまな楽しみ方が用意されています。
そんなメタバースは様々な業界で活用されており、その活躍の場を広げています。株式会社リプロネクストが開催した「メタバース初詣」は、その活用事例の一つです。
メタバース初詣には、おみくじ鳥居や屋台、神社が設置され、アバターを使って自由に空間内を歩き回りながら、初詣気分を味わえます。コロナ禍で実際の初詣に行けない人でも、気軽に初詣気分を味わえるという新しい取り組みは、テレビでも紹介され、多くの注目を浴びました。
そのようなメタバース開発に大変適しているのが、Unityです。なぜUnityが適しているのか、その理由についてみていきましょう。
Unityはメタバース開発に最適な選択肢

メタバースやVRの開発にはUnityがおすすめです。どうしてUnityがオススメなのか、実は「VRChat」もUnityで開発されているなど、VRとの相性が非常に良いことが理由として挙げられます。
現在、VR開発の選択肢はUnityとUnreal Engineの2つが主流です。その中でもUnityは情報が豊富で、初心者にも分かりやすい開発環境といえます。
メタバース開発においてVR開発は欠かせません。VRは没入感を高めるのに優れたツールだからです。メタバースと密接に関係しているVRを開発するために、VRと相性がいいUnityが使用されるのは当然の選択といえるでしょう。初心者でも扱いやすく、没入感の高いコンテンツが作れるUnityを使用することで、効果的な開発が期待できるのです。
今Unityを学ぶべき理由
VRゴーグルはまだ一般的に普及しているとは言えません。VRゴーグルを使ってコミュニケーションを取ったり、ゲームをプレイしているのは、他の市場や文化に比べると限られたコミュニティにとどまっています。
一方で、3DCGの品質は驚くべきスピードで向上し続けているのが現状です。『世界2.0 メタバースの歩き方と創り方』の著者、佐藤航陽氏は、YouTubeの動画で、「3Dコンテンツを制作できる人の収入が上がっていく可能性が高い」と述べています。
面白い世界を生み出すアイデアは、多くの世界を作り上げてきた人、多くの世界を体験した人によって生み出されることがほとんどです。
動画制作が上手な人がYouTubeで活躍し続け、写真撮影に長けた人がInstagramで活躍し続け、文章力のある人がブログやTwitterで成功し続けるのと同様に、3Dの制作とメタバース自体の構築ができる人が、これからの時代に活躍できると期待されています。
特にメタバースにおいては、「3次元の仮想世界を創造できる」「需要のあるメタバースを作り出せる」という能力が重要になってきます。メタバースをより没入感の高いものにするには、Unityは不可欠な存在です。そのため、3Dコンテンツでの成長を目指す方は、今のうちにUnityを学ぶべきだと言えるでしょう。
Unity初心者向けの入門ガイド

Unity の開発環境には、現在のシーンを編集できる「シーンビュー」と、実際のゲームの画面を表示する「ゲームビュー」があり、これらを活用しながら、ゲームの制作を進めていきます。ここでは、ゲームオブジェクトの作成方法を簡単に説明します。
「Cube」を作る
3Dオブジェクトには様々な形状がありますが、今回は四角形の「Cube」を作成することにしましょう。
まず、基本画面の「Hierarchy(ヒエラルキー)」から「3D Object」を選択し、「Cube」をクリックします。これによりヒエラルキー内にCubeが追加されるので、ダブルクリックすると、Cubeがシーンビューに表示されるようになります
「Cube」を動かす
Cubeの位置を調整するには、ヒエラルキー上で「Cube」を選択し、ドラッグすることで移動できます。また、「Cube」をクリック・ドラッグすることで、視点の位置を変更して、より見やすい表示に切り替えることができます。
トランスフォームツールを使う
「トランスフォームツール」は、ゲームオブジェクトの位置、回転、大きさを直感的に調整するためのツールです。
ゲームオブジェクトの「位置」は「Position」、「回転」は「Rotation」、「大きさ」は「Scale」で表され、これらの値を変更することで、シーンビュー上で簡単に変更できます。
Unityの基本性能
Unityを扱うためには、その基本性能をしっかりと理解しておくことが重要です。
ゲームオブジェクトの扱い方
Unityではゲームオブジェクトが基本的な要素となります。ゲームオブジェクトは、キャラクターや背景などのゲーム内の要素を表現するために使用します。ゲームオブジェクトを作成し、適切に配置することで、ゲームの世界を構築することができます。
コンポーネントの活用
Unityでは、ゲームオブジェクトにコンポーネントを追加することで様々な機能を実現することができます。例えば、移動やアニメーション、衝突判定などの機能をコンポーネントを使って実装することが可能です。コンポーネントをうまく活用することで、効率的なゲーム開発が可能となります。
スクリプトの作成と活用
Unityでは「C#」や「JavaScript」などのスクリプトを使ってゲームの挙動を制御することができます。スクリプトを使うことで、ゲームオブジェクトの移動やアニメーション、衝突判定などの処理を自由にカスタマイズすることができます。スクリプトの作成と活用は、Unityの基本的なスキルです。
リソースの管理
ゲーム開発では、画像や音声などのリソースを使います。Unityでは、これらのリソースを適切に管理することが重要です。リソースの読み込みや解放、使いまわしをうまく行うことで、ゲームのパフォーマンスを向上させることができます。
テストとデバッグ
ゲーム開発では、テストとデバッグが欠かせません。Unityでは、ゲームの実行中にデバッグ情報を表示したり、ゲームの挙動を確認したりすることができます。テストとデバッグを積極的に行い、問題を早期に発見・修正することが重要です。
親子関係を作る
親子関係は、コンピューターのファイルシステムにおける「フォルダ」と「ファイル」の関係に似ています。これにより、オブジェクトを階層的に構造化することができます。
まず、「親」として Cube を設置します。次に、「子」となるオブジェクトとして「3D Object」から 「Sphere(球体)」を選択してください。「Sphere」 を Cube の上にドラッグ・アンド・ドロップすることで、Cube と Sphere の親子関係が作られます。
親子関係を利用すれば、孫やひ孫といった「子オブジェクト」をどんどん増やして階層化することができます。そして、親オブジェクトを動かすと子オブジェクトも連動して動くようになります。ただし、子オブジェクトから親オブジェクトへの影響はないことにも注意が必要です。
マテリアルを作る
オブジェクトの外観を変更するには、マテリアルを作成することが重要です。以下の手順に従って、オブジェクトの見た目を変化させることができます。
まず、「Project」ウィンドウの「Create」セクションから「Material」を選択し、任意の名称を付けましょう。次に、「ヒエラルキー」ウィンドウからCubeを選択し、画面下部の「AddComponent」ボタンにその新しいマテリアルをドラッグ・アンド・ドロップします。
これにより、Cubeの見た目を変更できるようになります。あとは、色の変更やテクスチャの適用など、様々な方法でオブジェクトの外観を調整することができます。
シェーダーの変更
オブジェクトの見た目を変更するには、「Shader(シェーダー)」を変更することが重要です。シェーダーはプログラムの一種であり、マテリアルからシェーダーにパラメータを渡すことで、オブジェクトの見た目が変化します。
マテリアルの設定画面で、「Shader」項目を確認すると、そこから「Unlit」を選択可能です。「Unlit」は光を考慮しない見た目になるため、オブジェクトから影がなくなります。このように、シェーダーの種類によってオブジェクトの見た目は大きく変化します。
物理演算機能の追加
物理演算とは、物体の動きを物理法則に基づいてシミュレーションすることです。この機能を使えば、様々な動きを表現できるようになります。
まずは、Cubeオブジェクトを追加します。Cubeを選択し、インスペクターウィンドウの下部にある「AddComponent」をクリックします。そして、「Search」に「rigidbody」と入力して、コンポーネントを追加します。
これにより、物理演算による「rigidbody」の動作、つまり物体が落下する動きが表現されるようになります。このように、さまざまな動きを付与したり、当たり判定を表現したりすることが可能です。
Unityでメタバースの何ができるのか

Unityを習得すれば、メタバースの中でさまざまなものを作り出すことが可能になります。例えば、VRchatやclusterなどのプラットフォームを使って、自分だけの仮想世界を構築することが可能です。
Unity技術を身につけることで、まさに自分で世界を創造するスキルを手に入れられるのです。既存のメタバースサービスにとどまらず、独自の仮想空間を VRゴーグルで体験することもできるでしょう。
VRChat
「VRChat」は、メタバース分野で最も代表的なソーシャルVRアプリです。主な目的は、ユーザー間のコミュニケーションを促進することにあり、まさにメタバース時代のSNSとして位置付けられています。
VRchatでは、「Unity SDK」と呼ばれるツールを使って、メタバースワールドやアバターの作成が可能になっています。
Cluster(クラスター)
「cluster(クラスター)」は無料で遊べる日本産のメタバースアプリです。その特徴は、VRゴーグルやPCだけでなく、スマートフォンからもメタバース内に参加できる点にあります。
これにより、より多くのユーザーが簡単にメタバース体験を楽しめるようになりました。また、「cluster」には「ワールドクラフト」と呼ばれる機能があり、誰でも簡単にワールドを作成することができます。さらに、Unityを使って本格的なワールド制作も可能です。
まとめ

Unityはゲーム開発において非常に人気のあるツールですが、初心者にとっては扱いが難しいと感じることもあるかもしれません。しかし、基本的なコツを押さえておけば、より効果的にUnityを使いこなすことができます。
まずは、Unityの基本操作に慣れることが大切です。エディタの使い方やプロジェクトの作成方法、オブジェクトの追加や操作方法など、基本的な操作をマスターしましょう。
次に、スクリプティングの基礎を学ぶことが必要です。Unityでは「C#」を使用してスクリプトを書くことができますので、「C#」の基本文法やUnity独自の機能を理解しましょう。また、Unityのエコシステムを活用することも重要です。アセットストアやコミュニティで提供されているアセットやプラグインを利用することで、効率的にゲームを開発することができます。
これらの基本をマスターすることで、より効果的にUnityを活用し、魅力的なゲームを開発することができるでしょう。また、Unityを使用したメタバース開発にご興味のある方は、ぜひ株式会社リプロネクストにご相談下さい。
株式会社リプロネクストは、自治体や企業のためにXR(拡張現実)とメタバースの開発と運営を行っています。全国的に注目されている事例にも多数関わっており、企画から開発、運営までを一貫して行うことが同社の強みです。
Unityを使ったメタバース開発に興味のある自治体や企業の皆様を、全力でサポートさせていただきます。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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