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メタバースの基礎知識

  • 2023/02/09
  • 2023/03/27

仮想空間「XR World」とは?できることや活用事例を紹介

最近は、国内企業のメタバースプラットフォームが増えつつありますが、中でも存在感を放つのがNTTドコモのXR新会社「NTTコノキュー」が運営するメタバース空間です。

同社には2つのメタバースプラットフォームがありますが、当記事では「XR World」について、できることや活用事例をご紹介します。

目次

1.XR Worldとは

NTTコノキューが運営するメタバースプラットフォーム。2022年3月31日にリリースされ、同社が運営するXRプラットフォーム「DOOR」と同じく、本格的なVRヘッドセットがなくてもパソコン・スマートフォンから使えるメタバースです。「ゲストプレイ」を選択すれば、アカウント登録せずに体験が可能です。

ユーザーはアバターを通してコミュニケーションを取りながら、音楽・アニメ・ダンスなどのエンターテイメントコンテンツをはじめ、スポーツ・教育・観光といった幅広いジャンルのコンテンツを体験できるサービスです。

利用料金無料 ※一部有料
対応デバイスパソコン、スマートフォン、タブレット
利用方法Webブラウザ
サービス提供元NTTコノキュー
VR対応あり
サービス対象エリア日本国内のみ

▶︎▶︎XR World 公式サイトはこちら
▶︎▶︎関連記事:NTTの「DOOR™」とは?ビジネスの活用法や操作方法を紹介

2.XR Worldでできること

XR Worldでは、具体的にどんなことができるのかを紹介します。

2-1.交流

他のメタバース空間同様に、アバターを介して他のユーザーとコミュニケーションをとることができます。コミュニケーションの方法は、

があります。チャットはワールド内にいる全員が見える状態で、dアカウントでログインすればXR World空間内でフレンド(友達)になることも可能。
現実世界の知り合いとの交流はもちろん、XR World内で新たに出会った人とフレンドとなり、交流することができます。

2-2.イベントへの参加・作成

現在はライブやコンサートなどの音楽コンテンツが中心に提供されていますが、かくれんぼイベントなどXR World内で開催されているイベントに参加することができます。

アーティストのアバターと写真撮影や楽曲の購入も可能。また、現実ではなかなか体験できない、ステージからの景色を見ることも。

また、イベントを開催する際はdアカウントのログインが必要。イベントはワールドの選択やイベント名の設定など、手順に沿って進めていけば誰でも簡単に開催することができます。ただし、参加上限は10名で、大勢のイベントは企画できないので注意しましょう。

2-3.プレゼントの購入

XR World内で利用できるデジタルコンテンツを購入できます。現実世界のように、相手にプレゼントを贈ることができ、メタバース内の活動をインタラクティブに楽しむことができます。

3.XR Worldの活用事例

最後に、XR Worldの活用事例をご紹介します。これまでにどんなイベントが開催されてきたのか見ていきましょう。

3-1.森口博子 GUNDAM SONG COVERS

森口博子 GUNDAM SONG COVERS
出典:XR World 公式サイト

『森口博子 GUNDAM SONG COVERS 3』のミュージックビデオや全曲の音源を視聴することができる音楽イベントが開催されました。まるで音楽ショップの中にいるかのように、視聴ブースを巡ることができます。

友人と一緒に楽しむことはもちろん、偶然居合わせたガンダムファンの方と思わぬ交流ができるかもしれません。

▶︎▶︎森口博子 GUNDAM SONG COVERS 詳細はこちら

3-2.CHAOS CITY-RYUJI IMAICHI-

CHAOS CITY - RYUJI IMAICHI -
出典:XR World 公式サイト

「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のボーカル・今市隆二さんのアルバム『CHAOS CITY』とコラボレーションしたイベントがXR Worldで開催されました。

こちらは、アルバムの世界観を表現したメタバース空間の中で楽曲やミュージックビデオを楽しむことができます。アーティスト本人もアバターとして登場し、一緒に写真撮影ができるイベントも行われました。アバターだからこその距離感で記念を残せることは、ファンにとって貴重な体験になることでしょう。

▶︎▶︎CHAOS CITY-RYUJI IMAICHI- 詳細はこちら

3-3.ゴジラ・コロッセオ

ゴジラ・コロッセオ
出典:XR World 公式サイト

メタバース空間内に設置された、実物大ゴジラをアバターで体験できる「ゴジラ・コロッセオ」。その巨大さを見上げるだけでなく、外側に設置された階段をアバターで登りながら様々な角度からゴジラの全身を観察することができます。

同ワールド内ではゴジラの頭を被ったアバターも選択でき、展望スペースに行くことでゴジラと同じ目線で記念撮影もできるとのこと。ゴジラファンにはたまらない、メタバースならではの非日常体験がかなえられます。

▶︎▶︎ゴジラ・コロッセオ 詳細はこちら

4.まとめ

XR Worldは操作が簡単なので、「まずは気軽にメタバースを体験したい」という方はゲストプレイで楽しんでみると良いでしょう。参加無料のイベントが随時開催されており、メタバースイベントはどんなものなのか体験してみるのもオススメです。

まだスタートしたばかりのサービスなので、今後どのように機能が拡張されていくのか期待が高まります。

また、NTTは新たなメタバースサービス「MetaMe(メタミー)」のリリースも発表しています。NTTのメタバース事業から今後も目が離せません。

メタバースtipsを運営しているリプロネクストでは、法人・自治体向けメタバースについて企画・プラットフォーム選びから開発までを一貫してサポートしています。「こんなメタバースは作れるだろうか」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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