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メタバースの種類

  • 2024/03/11
  • 2024/03/15

【2024年最新】メタバース人気ランキング8選!用途別活用方法や活用事例を徹底解説!

メタバースの魅力と多様性を解説するこの記事は、ゲーム、SNS、ECなど特化したプラットフォーム8選を紹介し、実際の活用事例を通じてその可能性を探ります。ビジネスや日常生活におけるメタバースの活用方法を知りたい方は必見です。

近年ビジネスシーンやゲーム市場で注目を集めているメタバース。

メタバースについて興味はあるものの、以下のようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

実はメタバースは、ゲーム、SNS、ECなど様々なジャンルに特化したものが存在します。

そこで、本記事ではメタバースの種類とおすすめのプラットフォームを8つ紹介します。

また、メタバースプラットフォームの活用事例についても紹介しているので、自身のビジネスへの活用方法も知ることができるのでぜひ最後までご参照ください。


メタバースtips編集部です。メタバースをビジネスで活用したい人向けの記事を月間20本制作中。メタバースに関わる情報やトレンドを発信しています。
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目次

メタバースとは

メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことをいいます。

インターネット上に構築された3次元の空間では、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)の技術を駆使し、あなただけのアバターを操作してゲームや他のアバターとコミュニケーションをとることも可能です。

また、ゲームだけでなく教育やビジネスにおいてもメタバースは活用されています。

例えば、メタバース上に広告を打ち出して商品売買したりすることも可能なため、ジャンル問わず幅広いビジネスで活用される可能性を秘めています。

これまでのオンラインコミュニケーションでは、臨場に欠けるというデメリットがありましたが、メタバースはバーチャルオフィスを仮想空間内に作り出してコミュニケーションができます。

これまでにない臨場感でビジネスを展開できるのも、メタバースの特徴と言えるでしょう。

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メタバースの種類4選

メタバースは、オンライン上でアバターを介しビジネスやコミュニケーションを展開する3次元の仮想空間であるという共通点はあるものの、要素の異なるメタバースが多々あります。

そこで、要素の異なる4つの種類のメタバースを紹介します。

それぞれのメタバースの特徴や要素をわかりやすく解説します。

ゲーム型メタバース

ゲーム型メタバースとは、VR/AR技術を活用したゲームが基盤となる仮想空間のことを指します。

例えば、代表的なゲーム型メタバースには、Fortnite、Roblox、ポケモンGOなどが挙げられます。

このカテゴリのメタバースは、市場全体の拡大を牽引しており、Fortniteというメタバースプラットフォームが3.5億人、Robloxが2億人のユーザー数を抱えています。

近年、スマートフォンの普及や通信環境の進化などが背景にあり、オンラインゲームを友達とコミュニケーションを取りながら楽しみ、ゲーム内アイテムの売買経験は一般的になっています。

そのため、ゲーム型メタバースはユーザーが自覚せずに日常生活に溶け込んでおり、「メタバースを利用している」という感覚がありません。

NFT型メタバース

NFT型メタバースとは、NFTを使った体験を基にした仮想空間のことを指します。

代表的なNFT型メタバースには、TheSandBoxやDecentralandなどがあります。

主にゲームとして展開され、NFTの売買がゲームの要素として取り入れられています。

NFT型メタバースは、2021年のデジタルアートブームとNFTの急速な普及により注目を集め、その後一気に認知とユーザー数が拡大しました。

NFT型メタバースの特徴は、ゲームを楽しみながら収益を得られることです。

これにより、利益を求めるユーザーと単純にゲームを楽しむユーザーが集まり、ユーザー数が急増するようになりました。

一方で、アクティブユーザー数がNFT価格の変動に大きく左右されるという面もあり、2022年の暗号資産NFTの価格下落に伴い、盛り上がりが一部で減少しています。

SNS型メタバース

SNS型メタバースとは、ユーザー同士のコミュニケーションをアバターを介して提供する仮想空間です。

チャット、ボイスチャット、表情のトラッキングなど、各サービスによりコミュニケーションのスタイルも異なります。

代表的なSNS型メタバースには、ClusterやZEPETOなどが挙げられます。

SNSは年齢問わず幅広く利用されるサービスであり、その市場の拡大においてSNS型メタバースの進化も進んでいます。

デバイスや通信技術の進歩とコロナ感染拡大の影響により、リモートコミュニケーションの需要が高まり、これがSNS型メタバースのユーザー数増加に繋がっています。

EC型メタバース

EC型メタバースとは、仮想空間での活動を通じてECを体験するメタバースのことを指します。

代表的なEC型メタバースには、IKEA PlaceやREV WORLDSなどがあります。

ユーザーはEC型メタバースを利用して、これまでECで手に入れるのが難しかったアイテムをリスクなく購入でき、バーチャルな環境で友人と一緒にショッピングを楽しむことができます。

例えば、従来のECサイトで洋服を購入する場合、サイズ感や着用感がわからず購入してからサイズが合わないといったリスクがありました。

しかし、EC型メタバースではアバターに洋服を着用させられるため、着用感やサイズ感が可視化できるといった特徴があります。

このように、EC型メタバースは従来のECサイトの顧客体験に大きな変革をもたらし、企業にとっても大きな改革と言えるでしょう。

メタバース人気ランキング8選

メタバースプラットフォームといっても、それぞれ特徴や要素が異なります。

この章では、特徴や要素の異なるメタバースを8つランキング形式で紹介します。

一つずつ解説していきます。

1位Fortnite:3億人以上が利用している大ヒットバトルロワイヤルゲーム

Fortniteは、100人のプレイヤーが小さな島で戦い、最後まで勝ち残ることを目指すバトルロイヤルゲームです。

広く知られていないかもしれませんが、Fortniteにはバトルロイヤル以外にも3つのゲームモードが存在し、”ゼロビルド”(建築なしのバトルロイヤル)、”クリエイティブ”(ユーザーが制作したゲーム)、”世界を救え”のモードがあります。

ゲーム内ではリアルタイムでユーザー同士のコミュニケーションが行われ、アーティストのライブなど、ゲーム以外でも利用できる点から世界を代表するメタバースの一つとされています。

基本的に無料で複数人プレイが可能で、操作も比較的簡単な仕様です。

コロナウイルス感染拡大による余暇時間の増加などが要因となり、特に小学生を中心に世界中で爆発的に人気を博しています。

2017年のリリース以来、Fortniteは現在約3.5億人の総ユーザー数を誇り、月間アクティブユーザー数はピーク時で6200万人に到達。

未上場ながら時価総額は約4兆円に達しています。

▶︎▶︎Fortnite公式サイトはこちら

2位Roblox:メタバース上でゲームを作成できるプラットフォーム

Rpbloxとは、ユーザーが作成した多岐にわたる仮想空間を体験し、自らも仮想空間を構築できるプラットフォームです。

様々な仮想空間を自分好みに作成できるという点から、「ゲーム版YouTube」とも言われています。

このプラットフォームでは、仮想空間内でリアルタイムで他のユーザーと交流でき、アイテムやアバターを売買できる環境が整っています。

これらの要素から、Rpbloxはメタバースプラットフォームの中でも代表的なプラットフォームとして知られています。

利用は基本的に無料で、ユーザーは簡単な手続きで参加し、仮想体験を楽しめます。

特にコロナ禍により余裕のある時間が増えたこともあり、世界中で幅広い層に爆発的な人気を博しました。

Rpbloxの進化は著しく、現在では総ユーザー数が約2億人、デイリーアクティブユーザー数は約5000万人に達し、今ではメタバース業界で知らない人はいないほどの認知度です。

3位ZEPETO:スマホで簡単に自分のアバターを作成しプレイする

ZEPETOは、個性豊かなアバターを簡単に作成でき、他のユーザーとの交流やゲームを楽しめるメタバースアプリです。

他のアバターアプリと比較しても、ZEPETOはその豊富なカスタマイズオプションや使いやすい操作性により、多くの若者に支持されておりユーザー数は3億人を突破しています。

ZEPETOは、アバターの作成だけでなく、チャットや通話などのコミュニケーション、画像や動画の投稿、ゲームなど現代の若者が日常的に利用する機能を1つのアプリで提供していることが、人気の理由と言えるでしょう。

▶︎▶︎ZEPETO公式サイトはこちら

4位VRChat:ソーシャルVRプラットフォーム

VRChatは、アメリカのVRChat.Incが提供するソーシャルVRサービスです。

ユーザーは独自のアバターをカスタマイズし、VRの世界で他のユーザーと交流やゲームを楽しめます。

VRChatは、ユーザー数が豊富でソーシャルVRサービスの代表格として注目を浴びています。

近年では、個人だけでなく企業や地方自治体も参入し、ビジネスにも活用されるようになりました。

また、VRChatという名前にもかかわらず、VRデバイスがなくても利用できる点も特徴です。

VRChatには、PCで楽しむためのデスクトップモードと、より没入感を感じるためのVRモードの2つのオプションがあり、自分に合ったモードで楽しめます。

内部リンク:https://metaverse-tips.lipronext.com/knowledge/start-vrchat/

▶︎▶︎VRChat公式サイトはこちら

5位The Sandbox:NFTゲームプラットフォーム

The Sandboxは、3Dピクセル(ボクセル)で構成されたNFTゲームプラットフォームです。

マインクラフトのように3Dピクセルを重ねてメタバース空間にゲームを作り、ユーザーは作成したゲームで遊び、他のユーザー同士コミュニケーションをとり楽しめます。

イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤にしており、独自の暗号通貨SANDを持っており、SANDを使用してランドと呼ばれる土地やアバター、ゲーム作成時に必要な素材やアイテムをNFTマーケットプレイスで売買取引できる点もThe Sandboxの特徴です。

2012年にリリースされたThe Sandboxは、2018年にAnimoca Brandsが買収し、イーサリアムのブロックチェーン技術を導入しました。

その後、ユーザー数が増加しダウンロード数は4,000万回、月間アクティブユーザー数は100万人を超えました。

2020年3月にはスクウェア・エニックスなどから201万ドルの出資を受け、The SandBoxは165以上のブランドとパートナーシップを結び、今後の発展が期待されています。

▶︎▶︎The Sandbox公式サイトはこちら

6位Decentraland:ブロックチェーンを活用した分散型仮想ソーシャルプラットフォーム

Decentralandは、2020年に開始されたメタバースプラットフォームで、米国の非営利組織「Decentraland Foundation」が主導し、主にイーサリアムブロックチェーンを採用しています。

DecentralandではMANAを利用して、土地(LAND)やアイテムをNFTとして取引できます。

ただし、その場合は仮想通貨取引所で口座を設立し、独自のトークン「MANA」を用意する必要があります。

コンテンツの販売や2次流通により、ユーザーはゲームをプレイしながら収益を上げることも可能。

Decentralandは分散型自立組織(DAO=Decentralized Autonomous Organization)の構造を採用しており、中央集権的なリーダーシップがないため、ユーザーが直接運営する仕組みです。

▶︎▶︎Decentraland公式サイトはこちら

7位Rec Room:他のユーザーとマルチプレイができるソーシャルゲーム

Rec Roomは、マルチプレイのVRソーシャルゲームです。

2016年にリリースされ、現在約7500万人の総ユーザー数と、月間アクティブユーザー数がピーク時で300万人に達しており、多くのユーザーを抱えるメタバースに成長しています。

「VRChat」や「cluster」などのメタバースと同様に、ユーザーが作成したルームが複数存在し、ルームに参加することでゲームやチャットが可能です。

ルームには「オンライン対戦」、「ホラー」、「クエスト」、「アート鑑賞」、「ハングアウト(お出かけ)」などのカテゴリーがあり、プレイヤーは好みのモードを選んで遊べます。

Rec Roomは、未上場ながら時価総額は約1750億円に達しており、注目を集めているメタバースプラットフォームです。

▶︎▶︎Rec Room公式サイトはこちら

8位cluster:国内最大級のメタバースプラットフォーム

clusterは、人々が気軽に交流できる場を提供しているメタバースプラットフォームです。

日常的に利用されるソーシャルVRを目指し、特別なイベントなどがない通常時においてもユーザーの獲得に成功しており、日本初のメタバースプラットフォームとして圧倒的な存在感を誇ります。

音楽ライブやカンファレンスなどのイベントに、誰でも気軽にバーチャルで参加でき、友人と一緒に常設のワールドやゲームを楽しめます。

注目すべきは、スマートフォンやPC、VRなど、好きなデバイスから何万人もの人が同時に接続できる点です。

渋谷区公認の「バーチャル渋谷」やポケモンのバーチャル遊園地「ポケモンバーチャルフェス」などの企画・運営を通じて、新しいエンターテインメントと熱狂的な体験を提供し続けています。

▶︎▶︎cluster公式サイトはこちら

人気メタバースプラットフォームの活用事例5選【ビジネス編】

これまで紹介してきた、メタバースプラットフォームの活用事例を紹介します。

今回紹介する活用事例は以下の4つのメタバースプラットフォームです。

一つずつ紹介します。

Fortniteの活用事例

ラグジュアリーブランドのバレンシアガは、人気のオンラインゲーム「Fortnite」とコラボレーションをしました。

バレンシアガはゲーム向けのデジタルファッションアイテムを制作し、同デザインの現実のアイテムを一部店舗やオンラインショップで販売。

これらのリアルアイテムの価格は、約5万〜17万円ほどでした。

Fortnite内では、バレンシアガのプレゼンスが強化され、仮設店舗でウェアやスキンが展開。

これらのアイテムは、バレンシアガの2020〜2021年のコレクションアイテムをスキャンして3Dモデル化されました。

さらに、バレンシアガは2021年秋のコレクションを基にしたオンラインゲーム「アフターワールド:ザ・エージ・オブ・トゥモロー」から着想を得たエリアを特設し、ユーザーが楽しみながらブランドに触れられる斬新な取り組みが実施されました。

Robloxの活用事例

三重県志摩市に位置する志摩スペイン村は、人気VRプラットフォームであるRoblox上で、同施設を再現するエリアを展開する計画を発表しました。

ユーザーは志摩スペイン村の広場や街並みを満喫できるだけでなく、スペインの風変わりな祭りである「牛追い祭り」や「トマト祭り」をモチーフにしたサバイバルゲームも楽しめます。

志摩スペイン村は、数々の魅力的なアトラクションや美味しいフードがある一方で、立地の課題に直面しています。

そのため、気軽にアクセスできない状況を解消し、特に若者や遠方に住む人々に志摩スペイン村の魅力を広く知ってもらうことを目指し、今回の試みを進めているとのことです。

ZEPETOの活用事例

ラルフローレンは、2億人のユーザーを誇るSNS、ZEPETO上でバーチャルウェアの販売を始めました。

ZEPETOはユーザーが3Dアバターを作成し、他のユーザーと交流するアプリであり、ラルフローレンはZEPETO内で50種類のファッションアイテムを提供し、ZEMと呼ばれるアプリ内通貨で購入できるようになりました。

価格は、約80円から400円までと幅広く設定されています。

今回のコラボでは、ファッションアイテムの販売だけでなく、実在するセントラルパークなどのロケーションをバーチャル空間で再現したり、K-POPバンドTomorrow x Together(TXT)がラルフローレンのアイテムを身に着けてバーチャルライブを行ったりと、ユーザーが楽しめる様々な企画が実施。

ユーザーはライブの模様を自撮りしてSNSにアップするなど、コラボの認知度向上に働きかける動きが見られました。

まとめ

本記事では、メタバースの種類とおすすめのプラットフォームを8つ紹介しました。

メタバースプラットフォームには、ゲーム型メタバース、NFT型メタバース、SNS型メタバース、EC型メタバースの4つの種類があります。

それぞれ、要素や特徴、活用方法なども異なるので、目的にあったメタバースプラットフォームを選択するのが重要です。

現に、様々なビジネスシーンやコミュニティに活用されており、リアルな世界の距離を超えて世界中の人々と購入することが可能になりました。

一方で、セキュリティの脆弱性や法整備が追いついていないなど、課題があるのが現状です。

メタバースtipsを運営しているリプロネクストでは、法人・自治体向けメタバースについて企画・プラットフォーム選びから開発までを一貫してのサポートが可能です。

もしもメタバースについて、導入の検討や、疑問点などあればぜひ、お気軽にご相談ください。

「Metaverse tips」は株式会社リプロネクストが運営しています。
ビジネスシーンにおけるメタバースの活用や、導入をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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