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メタバースの基礎知識

  • 2024/05/27

ブロックチェーンとメタバースの関係とは?メリットや注意点、活用事例もご紹介

メタバースをビジネスに活用する場合には、ブロックチーンの技術が欠かせません。しかし、ブロックチェーンという単語を聞いたことがあっても、具体的にどのような技術で、何を実現できるかについて、詳しくご存じの方は少ないでしょう。そこで今回は、ブロックチェーンとメタバースの関係や注意点、活用事例などをご紹介します。


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目次

メタバースとブロックチェーンの関係

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メタバースとブロックチェーンは、お互いにとって欠かせないものです。ここでは、メタバースとブロックチェーンがそれぞれどのようなものかを解説した後、両者の関係について解説します。

メタバースとは

メタバースとは、仮想世界や拡張現実空間で、ユーザーが仮想的なアバターを通じて交流し、活動するプラットフォームの総称です。現実世界の制約を超え、ソーシャルネットワーキング、エンターテインメント、教育などのさまざまな目的に利用されます。

近年、デジタル空間内での経済活動や創造活動も増え、仮想空間の発展により、リアルとバーチャルの境界がますます曖昧になっている状況です。

メタバースについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、ご参照ください。

メタバースとは?仕組みやメリットなどわかりやすく解説

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンとは、分散型の台帳技術であり、データをブロックと呼ばれる連続したチェーンに保存します。各ブロックが過去のトランザクション情報や新しいデータ、タイムスタンプなどを含む点が特徴です。

これらの連続したブロックは、分散ネットワーク上の複数のコンピューターによって管理され、一度記録された情報は変更できません。新しいデータを追加するには、ネットワーク上の複数のノードが合意し、ブロックを追加するプロセス(マイニング)を経ています。

ブロックチェーンのおもな特徴は、透明性、信頼性、安全性です。データは改ざんされにくく、分散型の性質により、単一の中央管理機関がなくても信頼できるシステムを構築できます。これにより金融取引や契約処理、投票システムなど、信頼性が求められるさまざまな分野で利用されている状況です。

ブロックチェーン技術は、仮想通貨(例:ビットコイン)、スマートコントラクト(自動的に実行される契約)、供給チェーン管理、医療記録の管理など、多岐にわたる用途に応用されています。その透明性や安全性が、さまざまな業界におけるデジタル革命を促進しています。

メタバースとブロックチェーンの関係性

メタバースとブロックチェーンは互いに補完し合い、新たなデジタルエコシステムの構築に不可欠な役割を果たす関係性です。

メタバースとブロックチェーンはそれぞれ、仮想空間とデータ管理の分野で革新的な技術です。これらを組み合わせることで、新たなデジタル世界が形成されつつあります。例えば、メタバース内での取引やNFT(非代替性トークン)の技術にブロックチェーンを応用することで、安全かつ効率的なデジタル経済が実現しました。

NFTはデジタルデータの唯一性を確保し、新たな資産クラスを生み出す役割を果たしています。

なお、NFTの詳細については、以下をご参照ください。

メタバースとNFTでビジネスはどう変わるのか?

メタバースでブロックチェーンを活用するメリット

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メタバースでブロックチェーンを活用することによって、以下のようなメリットが得られます。

・セキュリティと信頼性の向上

・NFTが活用可能

・スムーズな取引とUXを実現

以下で、それぞれの内容を確認しておきましょう。

セキュリティと信頼性の向上

ブロックチェーン技術は、改ざんに対する耐性を持つ分散型台帳の構築が可能です。これにより、メタバース内での取引や資産の管理が透明で信頼性の高いものとなります。

ブロックチェーンは、データの改ざんが非常に難しくなっているため、堅牢なセキュリティを維持できる点がメリットです。そのため、暗号通貨の送金システムだけでなく、あらゆる経済活動のプラットフォームにも期待されています。

NFTが活用可能

NFTは、ブロックチェーン技術を駆使して、デジタルデータの複製を防ぎ、唯一性を確保することで、そのデータをオリジナルの財産として価値を付与できる点が特徴です。

メタバースでは、NFTがさまざまな場面で活用されており、アート、ゲーム、仮想不動産などでの取引が行われています。これにより、ユーザーは独自のデジタルアセットを所有することが可能です。

スムーズな取引とUXを実現

ブロックチェーン技術により、取引の透明性と迅速性が向上します。取引の履歴は分散型台帳に記録され、改ざんのリスクが低くなります。また、メタバース内でのウォレットを使用することで、ユーザーは簡単に取引を行い、ログイン情報を覚える必要もありません。

メタバースでブロックチェーンを活用するときの注意点

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メタバースでブロックチェーンを活用することによってシナジーを期待できますが、注意点もあります。ここでは、メタバースでブロックチェーンを活用するときのおもな注意点をご紹介します。

セキュリティ

メタバース空間では、ユーザーはアバターやデジタル資産を通じて自己表現を行います。そのため、個人情報や金融情報などの重要なデータが漏洩するリスクがある点に注意しなければなりません。

ブロックチェーンは、データの改ざん性を高める技術ですが、それ単独でセキュリティを完全に保証するものではありません。そのため、以下のような対策が必要です。

・ウォレットの管理を徹底する

・強力なパスワードを設定する

・二段階認証を有効にする

・信頼できるプラットフォームやサービスを利用する

著作権・知的財産権

メタバース空間では、デジタルアートや音楽などの創作物が多く流通します。ブロックチェーンは、作品の所有権や来歴を管理するのに役立ちますが、著作権侵害などの問題を完全に防ぐことはできません。そのため、以下の点に留意しましょう。

・著作権法や知的財産権に関する知識を身につける

・創作物の利用許諾を明確にする

・違法なコンテンツを発見した場合は、プラットフォーム運営者に報告する

規制

メタバースとブロックチェーンは、まだ発展途上の技術であり、法的な整備が追いついていない部分があります。そのため、将来的に規制が強化される可能性があり、事業者はそれに対応する必要があります。したがって、以下のような対策が求められます。

・最新の法令を常に把握する

・業界団体や政府機関と連携する

・コンプライアンス体制を整備する

技術的な課題

メタバースとブロックチェーンは、それぞれ異なる技術体系であり、互換性がない場合があります。両方の技術を統合するには、技術的な課題を克服することが不可欠です。そのためには、以下のような取り組みを行わなくてはなりません。

・標準規格の策定に貢献する

・オープンソースプロジェクトに参加する

・技術的な専門知識を持つ人材を確保・育成する

メタバースとブロックチェーンの活用事例

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実際にメタバースとブロックチェーンはどのように活用されているのでしょうか。ここでは、メタバースとブロックチェーンの活用事例を3つご紹介します。

Cluster

Cluster(クラスター)は、国内最大のメタバースプラットフォームであり、ユーザーは仮想空間内でアバターとして交流したり、イベントを開催したりできる場所です。このプラットフォームでは、ブロックチェーン技術を駆使して、ユーザーのアバターとNFT(非代替性トークン)が連動しています。

Clusterの詳細は、以下もあわせてご確認ください。

メタバース「cluster(クラスター)」とは?できることやビジネス活用事例5選を紹介

REALITY

REALITY(リアリティ)は、アバターの姿でライブ配信するプラットフォームです。ユーザーはブロックチェーン技術を駆使して、ライブ配信の視聴やアバターのアイテムの購入が可能です。

PsychicVRLab

PsychicVRLab(サイキックVRラボ)は、XR(拡張現実)コンテンツの制作・投稿が可能なプラットフォームです。ユーザーは自身の作品をNFTとして発行し、メタバース内で取引できるように、ブロックチェーンを活用しています。

まとめ

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メタバースでブロックチェーンを活用することによって、以下のメリットが得られます。

・セキュリティと信頼性の向上

・NFTが活用可能

・スムーズな取引とUXを実現

ビジネスへの転用を検討する場合は、両者の関係性を理解することが重要です。またその際には、セキュリティや著作権・知的財産権、法規制、技術的な課題などにも留意しなくてはなりません。本記事の内容を参考に、ぜひメタバースとブロックチェーンを活用して、ビジネスを拡大してもらえれば何よりです。

しかし実際にビジネスを検討・推進するためには、メタバースやブロックチェーンの専門的な知識を持つ人材の確保・育成が欠かせないでしょう。そのため、専門の業者への依頼も視野に入れる必要があります。

メタバースをビジネスに活用したい場合は、ぜひリプロネクストにご相談ください。数多くのメタバースのサービスを立ち上げた経験と実績がありますので、貴社の課題解決のお手伝いをいたします。

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