- 2022/07/11
- 2024/07/19
VRChatの始め方【参加方法&楽しみ方】
2021年にFacebookがMetaに社名変更し「メタバースファーストに」と発表したことで、「メタバース」という単語を耳にする機会が増えました。
そんなメタバースの中でも世界的に人気を集めるのが「VRChat」。
この記事では、Meta Quest 2を使ってVR Chatに参加する方法を実際の画面とともに紹介します。
「VR Chatが気になるけど、参加の仕方がわからない」とお悩みの方は、この記事とともにVR Chatの世界へ飛び込んでみましょう。
メタバースtips編集部です。メタバースをビジネスで活用したい人向けの記事を月間20本制作中。メタバースに関わる情報やトレンドを発信しています。
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目次
1.メタバース(Metaverse)とは
メタ(meta=超越)とユニバース(universe=宇宙)を合わせた造語で、アバターと呼ばれる自分の分身を介して活動する3DCG空間のことを指します。 世界中どこにいても対面のようにコミュニケーションを取ることができることから、プライベート活用はもちろん、商品の販売や商談などビジネスの場としての可能性にも注目が集まっています。
2.VRChatとは
2014年にアメリカで設立された「VRChat Inc.」が運営するソーシャルVRプラットフォーム。
無料で登録ができ、2020年11月には同時接続ユーザー数が過去最大の24,000人に到達しました。
Meta QuestのようなHMD(ヘッド・マウウント・ディスプレイ)からの参加のほか、PCからも参加することができますが、PCの場合はアバターの動きの自由度や仮想空間への没入感が変わってきます。
また、プレイヤー自身が好きなようにアバターをアレンジしたり、自分でデザインしたワールド(空間)を出現させることも可能です。
現在このサービスは全て英語表記ですが、コミュニケーションは日本語でとることができます。
▶︎▶︎VRChat 公式サイトはこちら
2.用意するもの
当記事では、Meta社から発売されているVRヘッドセット「Meta Quest 2」を使ってVRChatに参加する手順をお伝えします。
本体さえあれば他の機器と接続する必要がないので、動作の自由度が高いのが特徴です。また最近ではビジネス活用も増えていて、幅広いシーンで登場の機会が増えているVRヘッドセットです。
▶︎▶︎Meta Quest 2 公式サイトはこちら
3.VRChatの参加方法
それでは実際にVR Chatの参加手順をお伝えしていきます。
3-1.Meta Quest 2でアプリをダウンロード
まずはMeta Quest 2を起動させ、VRChatのアプリをダウンロードします。「VRChat」で検索すると出てきます。
3-2.VRChatアカウントを作成
アプリを開くと、下のような画面が表示されるので「CREATE ACCOUNT」を選択してアカウントを作成します。
3-3.必要情報を入力
インターネットブラウザに自動で遷移するので、必要情報を入力します。
アカウント作成はPCやスマホからもできるので、こちらのページから作っても問題ありません。
3-4.届いたメールを認証する
必要情報を全て入力すると、登録したメールアドレス宛に下記のような内容のメールが届きます。
「Click here to confirm your e-mail address!」という文字をクリックして、認証完了です。
3-5.Meta Quest 2でログイン
メール認証後にMeta Quest2のアプリに戻り、ログインを行います。
登録の際に入力したユーザーネームを入力してログインしましょう。
3-6.アバターを選択
ログイン後にまず選ぶのが自分自身の分身となる「アバター」です。鏡の前に立っているような状態になり、周囲に表示されているアバターを選ぶことができます。手元に目を向けると、手の形もアバターに合わせて変化します。
アバターが決まったら「Ready to Go!」を選択します。
3-7.メタバース内の動き方の練習をする
アバターの動きの練習画面に移動します。進む方向の決め方や進み方をまずはここで習得します。「ここまで移動してみましょう」という矢印の場所まで行くと、ワールド選択画面へと移ります。
3-8.ワールドを選択する
自分が参加するワールド(空間)が選べる画面に移動しました。まずは、Homeに入ってみます。
Homeの中はこんな感じ。家の中のように、ソファがあります。
3-9.ワールドへ移動する
Homeには誰もいないので、自分の行ってみたいワールドへ移動できます。日本風のワールドもありました。
3-10.ワールド内で交流する
ワールド内にいるアバターと交流ができます。海外の方との交流や、友人と同じワールドに入って楽しむことも可能です。会話の輪から離れていくと自然と他者の声が小さくなり、現実世界の会話のような感覚が味わえます。
参加方法は以上です。想像以上に簡単にアクセスでき、登録からワールドに参加するまでは20分ほどでできました。
4.VRChatの楽しみ方
4-1.国際交流
VRChatは、世界中のユーザーと繋がることができます。
英会話を勉強していて実践の場がほしいと感じている方や、旅行気分を味わいたい方は国際交流の場として活用もできそうです。
4-2.社内会議・イベント
ワールド(空間)は法人向けにオリジナルで作るサービスも展開されているので、社内会議やイベントをVRChat内で開催することもできます。
特に、支社や支店が多い会社などは普段は会えないスタッフと対面しているようにコミュニケーションが取れるので、ビデオ会議ツールとは違った感覚で会議やイベントができます。
4-3.オンライン飲み会
酒場のようなワールドを活用して、オンライン飲み会もできます。アバターで身振り手振りも表現できるので、普段の感覚で楽しめそうです。
Meta Quest 2で参加する場合は視界がゴーグルで覆われているので注意が必要ですが、酒場の雰囲気を味わいながらのオンライン飲み会はメタバースで忠実に再現できます。
5.オリジナルのアバターも作成可能
アバター作成無料サービス「Ready Player Me」を使うと、VRChat内で使うオリジナルのアバターを簡単に作ることができます。
自分だけのアバターを作れば、VRChatでのコミュニケーションがより楽しくなりそうです。
6.まとめ
VRChatに初めて触れる方は「難しそう」という先入観があるかもしれませんが、上記の手順で進めると思った以上に簡単にメタバースの世界に入れます。
この記事を見て「面白そう!」と思った方は、ぜひVRChatを試してみてください。
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