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  • 2022/07/11
  • 2024/07/25

メタバースを体験できるプラットフォーム9選【目的別におすすめを紹介】

ビジネスでの活用に注目が集まりつつあるメタバース。

メタバースとはオンライン上に存在する仮想空間ですが、日本企業が運営するものや世界的に人気を集めるものなど、様々なプラットフォームが存在しています。

この記事では、おすすめのプラットフォームを目的別に紹介します。

「そもそも体験したことがないから、まずは試してみたい」
「どのメタバースから体験したらいいかわからない」

このようにお悩みの方はぜひご覧ください。


メタバースtips編集部です。メタバースをビジネスで活用したい人向けの記事を月間20本制作中。メタバースに関わる情報やトレンドを発信しています。
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目次

1.メタバースとは

メタバースは「メタ(meta)=超越した」と「ユニバース(universe)=世界」の2語を合わせた造語です。

インターネット上でAR(拡張現実)やVR(仮想現実)の技術を使い、アバターを通じて人と人が繋がる3次元の仮想空間のことをメタバースと言います。

インターネット上の空間でアバターを介してコミュニケーションを取ったり、移動ができる強みを活かし、旅行や会議を行うことはもちろん、メタバース上に広告を出したり、商品を売買したりと幅広いビジネスで広がっていく可能性を秘めており、今、株式市場で注目されている投資テーマでもあります。

▶︎▶︎関連記事:注目のメタバースとは?仕組みやメリットなどやさしく解説

2.メタバースのプラットフォームとは

そもそもプラットフォームとは何なのかというと、メタバースの土台のことです。

開発企業が独自のメタバースを構築し、プラットフォームとして提供しています。

このようにプラットフォームが提供されることで、私たちはメタバースを利用することができます。

仮想空間にアバターで参加できるという共通点はあるものの、その他については各社特徴があるので、目的に合わせてユーザー側が選ぶことができます。

3.【目的別】メタバースを体験できるプラットフォーム8選

ここからは、目的別におすすめのメタバースをご紹介します。

3-1.ビジネス検討/まずは気軽に体験したい

ビジネスでの活用イメージを持ちたい、他社の事例に触れてみたいという方は下記がオススメです。企業の活用事例があるプラットフォームは、比較的操作も簡単なので、初めて触れるメタバースとして良いでしょう。

cluster(クラスター)

クラスター株式会社が運営するメタバースプラットフォーム「cluster」は、スマートフォン・PC・VRゴーグルとあらゆるデバイスに対応しており、ユーザー登録後に無料でアクセスすることができます。

メタバースは海外企業のプラットフォームが多い中、国内企業が運営しているので全て日本語に対応しており、日本人ユーザーも多いです。

企業・行政の活用事例で代表的なのが「バーチャル渋谷」。現在も公開されており、cluster上に渋谷区のリアルな街並みが広がっています。過去に実施したハロウィーンイベントには延べ55万人ほどが参加したそう。

VRゴーグルを持っていない人でも簡単に参加できるので、メタバース入門にオススメです。

法人がクラスターを活用する場合には、クラスター社が3DCGでメタバース空間を制作します。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ
PC
スマートフォン

▶︎▶︎cluster 公式サイトはこちら

VRChat

アメリカのVRChat Inc.が運営するソーシャルVRプラットフォーム。

VRヘッドセットを持っていて、メタバースを体験してみたい方には特にオススメです。また、Windowsであればパソコンからも参加が可能です。

こちらも日本企業の活用事例が多数あり、日産自動車はVRChat内バーチャルギャラリーを展開し、新車発表会やアバターの試乗会を行いました。

また、サンリオもVRChat内の「バーチャルピューロランド」にてイベントを開催。

サンリオの世界観をVRChatのワールドで表現し、参加者たちはキャラクターのライブや、アバターとの交流を楽しみました。

世界中にユーザーがいるプラットフォームなので、国境を越えたアバター同士の交流がしやすいのも魅力です。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ
PCWindowsのみ
スマートフォン

▶︎▶︎VRChat 公式サイトはこちら

XR World®

XR World

NTTドコモが提供する、ウェブブラウザから簡単にアクセスできるメタバース「XR World®」です。

「ゲストプレイ」を選択すればユーザー登録せずに、ニックネームとアバターを選択して数分でメタバース空間を体験できます。

ボイスチャットやテキストチャットでアバター同士の交流ができ、イベントに参加することもできます。とにかく気軽に雰囲気を知りたいという方にオススメです。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ×
PC
スマートフォン

▶︎▶︎XR World® 公式サイトはこちら

DOOR by NTTXR

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出典:Door NTT XR

こちらもNTTが提供しているVR空間プラットフォームです。マルチデバイス対応で、簡単にルームを作成できるとして100万人以上が利用しています。

個人利用だけでなく法人利用も許可されていて、バーチャルショップやセミナー、バーチャル講演会等も開催されています。

3D空間作りに関しては、テンプレートを利用することもできます。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ
PC
スマートフォン

▶︎▶︎DOOR by NTTXR 公式サイトはこちら

3-2.ゲームを通して体験したい

ゲームとはいえ有名企業が参入していたり、経済活動が行われているのがメタバースゲームの特徴です。それぞれ遊び方は異なるので、気になるものをチェックしてください。

The Sand box

イーサリアムのブロックチェーン技術を活用した、ゲーミングプラットフォームです。

メタバース内のアイテムや土地をNFT化して売買することができ、現実世界のような経済活動を行うことができます。

有名ブランド「GUCCI」もThe Sand boxの土地を購入しており、企業活動の一つの拠点としての注目度も高まっています。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ×
PC
スマートフォン

▶︎▶︎The Sand box 公式サイトはこちら

Axie Infinity

Axie Infinity
Axie Infinity

2018年にベトナムで開発された「Axie Infinity」は、遊びながらお金を稼ぐことができるNFTゲーム。
こちらもイーサリアムのブロックチェーン技術が活用されており、ゲーム内で稼いだお金を現実世界で現金化することができます。

アクシーというモンスターを対戦させ、その成績で仮想通貨を得ることができたり、モンスターを販売して売上がもらえます。

初期設定にお金がかかるので、ルールをよく覚えてから遊んでみましょう。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ×
PC
スマートフォン

▶︎▶︎Axie Infinity 公式サイトはこちら

Roblox(ロブロックス)

アメリカで誕生したRoblox(ロブロックス)。4歳以上を対象にしている点から、レゴ風のアバターが愛嬌のあるメタバース空間です。

ユーザー自身もワールドを作れるほか「Robux」という独自の仮想通貨を購入し、アバター用のアクセサリをやゲーム毎のアップグレードを行うこともできます。

このゲームの特徴は、ユーザーがゲームコンテンツを作り、他のユーザーに遊んでもらうことができる点です。

また有名企業もRobloxとコラボレーションしており、ミニゲームやアイテム販売を通してブランドの世界観を届けています。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ
PC
スマートフォン

▶︎▶︎Roblox 公式サイトはこちら

My Crypto Heroes

My Crypto Heroes
My Crypto Heroes

こちらは日本で開発されたイーサリアムベースのブロックチェーンゲームです。

歴史上のヒーローたちを集め、育て、編成し、ワールドの制覇を目指すゲームです。

アイテムの売買や、個人でデザインしたヒーローへの評価で仮想通貨を稼ぐことも。

無料でプレイを楽しむことはもちろん、稼ぐゲームとして楽しむこともできます。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ×
PC
スマートフォン

▶︎▶︎My Crypto Heroes 公式サイトはこちら

3-3.身近な人と交流したい

不特定多数との交流ではなく、社内の人や身近な人とメタバース上でコミュニケーションを取りたい人にはこちらがオススメです。

Horizon Workrooms

こちらはWorkoomと名前に付いているように、ビジネスでの活用を目的とした仮想空間です。Meta社が提供しており、現在は「Meta Quest 2」に対応しているプラットフォームです。

アバターを通してコミュニケーションを取りながらミーティングをしたり、ホワイトボードでイメージの共有もできます。

またVRヘッドセットのないユーザーはパソコンから、ビデオオンで二次元映像として参加することも可能。

クローズドなメタバース空間を体験したい方はぜひ試してみましょう。

対応デバイス
ヘッドマウントディスプレイ
PC○(ビデオ通話のみ)
スマートフォン○(ビデオ通話のみ)

▶︎▶︎Horizon Workrooms 公式サイトはこちら

4.まとめ

メタバースは、目的によって様々なプラットフォームを使い分けられることがおわかりいただけたと思います。

また、メタバースに関するサービスや関連企業は日々アップデートされており、今後もまた魅力的なメタバースが増えていくことは間違いないでしょう。

私たちが、メタバースと現実空間を行き来する未来はそう遠くないかもしれません。

無料で始められるものもたくさんあるので、ぜひ気になったメタバースは試してみてください。

メタバースtipsを運営しているリプロネクストでは、法人・自治体向けメタバースについて企画・プラットフォーム選びから開発までを一貫してサポートしています。「こんなメタバースは作れるだろうか」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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ビジネスシーンにおけるメタバースの活用や、導入をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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