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メタバースの基礎知識

  • 2024/07/18

Web3.0とは?基礎知識と活用方法を分かりやすく解説!

近年、インターネット社会は急速に成長しており、Web2.0に続くWeb3.0の時代が到来しつつあります。Web3.0はメタバースとも相性が良く、現実世界と同じように作ったものを売買できるようにするなど、メタバース社会の可能性を大きく広げています。

本記事では、Web3.0の基礎知識からメタバースでの活用方法までを、わかりやすく解説します。



メタバースTipsは、メタバースの最新情報やトレンドを発信する専門メディアです。ビジネスや活用事例に焦点を当てた記事を通じて、初心者から専門家まで幅広い読者に役立つ知識を提供しています。メタバースに関するお悩みやご質問があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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目次

Web3.0とは?

Web3.0は、次世代のインターネットとして注目されている技術です。

これまでのインターネットは「中央集権型」であり、主要プラットフォームに人々が集まり、情報の検索や発信をしていました。そのため、GoogleやAmazonなど、特定の巨大企業が個人情報や利益を独占しており、問題視されています。

そこで登場したのが「分散型インターネット」のWeb3.0です。Web3.0では、プラットフォームを経由せずに、個人同士でデジタルデータの売買や送金などのやり取りを自由に行えます。

Web3.0ができるまでの歴史

Web3.0以前には、Web1.0とWeb2.0があります。より理解を深めるため、Web3.0が登場するまでの歴史の流れを以下で解説します。

Web1.0とは

Web1.0は、日本でインターネットが普及し始めた1990年代のインターネットです。情報発信は、専門の知識を持ったごく一部の人だけが一方的にしており、Webサイトはテキスト中心で構成されていました。ユーザーは情報を見ることがメインで「一方的なコミュニケーション」でした。

Web2.0とは

Web2.0は、2000〜2020年代、つまり現代のインターネットです。

スマートフォンや、Instagram、YouTubeなどのSNSの普及により、誰もが簡単にインターネットで発信、交流できるようになり「双方向のコミュニケーション」が可能になりました。しかし、SNSを利用するためには個人情報の登録が必要であり、その情報はSNSの運営企業によって管理されます。

近年ではプライバシーへの意識も高まり、中央集権型のインターネットから脱するためにWeb3.0が登場しました。

Web3.0の特徴

ここではWeb3.0の特徴を解説します。

非中央集権型で情報を管理する組織が必要ない

Web3.0の最大の特徴は、P2P(ピアツーピア)を利用した非中央集権型(分散型)のネットワークです。

Web2.0では、情報やデータがGoogleやAmazonなどの大手企業によって集中管理されています。これに対し、Web3.0ではブロックチェーン技術を利用して情報を分散管理します。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンは、取引記録をブロックとしてまとめ、それを連鎖(チェーン)させて保存する技術です。この仕組みにより、データはネットワーク全体に分散保存され、改ざんが非常に困難になります。

また、全ての取引は、誰でも確認できるように公開されます。そのため、不正行為が発生しにくい信頼性の高いシステムです。ブロックチェーンをもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参照ください。

ブロックチェーンとは?基礎知識と基本情報|活用事例など

データの所有権がユーザーにある

Web3.0は、データの所有権がユーザー自身にあります。

Web2.0では、ユーザーが提供するデータは主にプラットフォーム企業によって管理され、その利用方法や収益は企業側に委ねられていました。例えば、プラットフォーム側でデータが削除されてしまえば、購入したデータであっても利用できなくなります。

Web3.0では、ブロックチェーン技術を活用することで、ユーザーはデータを自身で管理し、必要に応じて他のユーザーやサービスと安全に取引できます。個人同士でのデータや価値のやり取りがスピーディーかつ安全に行えるため、デジタルアートや音楽の所有権を証明するNFT(非代替性トークン)も注目されています。

セキュリティが向上する

Web3.0は、セキュリティ面でも大きな利点を持っています。従来のWeb2.0では、データが中央集権的に管理されているため、サーバーへの攻撃やデータの漏洩リスクが高いという課題がありました。

しかし、Web3.0では、データが特定のサーバーに依存せず、システム全体のセキュリティが向上します。また、取引やデータの改ざんが非常に困難なため、透明性と信頼性が高くなります。

さらに、スマートコントラクトを利用すると、自動的に事前に決められた条件に従った取引が実行され、人為的なミスや不正行為を防ぐことができます。スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上であらかじめ設定した条件が満たされた際に、事前にプログラムされた契約内容を自動で実行する仕組みのことです。

メタバースとの関係性

メタバースとWeb3.0はそれぞれ独立した概念・技術ですが、組み合わせることで大きな成長を遂げる可能性があります。

メタバースとは?

メタバースとは、アバターを通してコミュニケーションが取れる、インターネット上の「仮想空間」です。近年、様々な企業や自治体、大学などがオリジナルのメタバースを制作し活用しています。リプロネクストが制作した事例を2つ紹介します。メタバースについて詳しく知りたい方は以下の記事を参照ください。

メタバースとは?仕組みやメリットなどわかりやすく解説

岩手県様:「黄金の國、いわて。」のフードショー in メタバース【交流会】

岩手県様よりご依頼いただき、「食」の商談会をメタバース上で開催しました。リプロネクストが企画から制作、運営までを行っています。商談会には岩手県内の生産者、加工業者が出展し、全国のバイヤー(シェフ)に向けて、食材の魅力を紹介しました。メタバースという仮想空間だからこそ、普段接点を持ちにくいクライアントとも取引ができます。

「黄金の國、いわて。」のフードショー in メタバース』の詳細はこちら

CEC新潟情報サービス株式会社様:CECソリューションフェア2023

CEC新潟情報サービス株式会社様よりご依頼いただき、メタバース内での展示会「CECソリューションフェア2023」の開発・運営を実施しました。展示会には37社100製品以上が出展。メタバース会場は、同時に開催したリアル会場より多くの人で賑わいました。展示会場には、約50種類の空間が用意され、海外からも気軽に参加できる仕様にしています。

「CECソリューションフェア2023」の詳細はこちら

Web3.0を活用したメタバースの例

実際にメタバースとWeb3.0を組み合わせて活用している事例を2つ紹介します。

RTFKT

RTFKT(アーティファクト)は、2020年にロンドンで設立されたデジタルファッションに特化したブランドです。2021年にバーチャルスニーカーNFTのオークションを開催し、開始7分で600足、310万ドル(約3.2億円)を売り上げました。

また、NIKEや村上隆などとのコラボレーションでNFTを制作しており、NFTの購入者は、デジタルアセットだけでなく、実物の洋服も手に入れられます。RTFKTの詳細は以下をご参照ください。

参考:RTFKT公式サイト

アンリアレイジ

日本を代表するファッションブランドの1つであるアンリアレイジは、メタバース、NFT領域へ積極的に進出しています。2022年3月にディセントラランドで開催された「メタバースファッションウィーク」に、唯一の日本ファッションブランドとして参加しました。

2022年春夏のパリコレクションでは、映画「竜とそばかすの姫」とのコラボレーションで、バーチャルとリアルの洋服を発表しました。販売したバーチャルの洋服(NFT作品)11点が総額5000万円で落札され、業界内外で注目を集めました。アンリアレイジの詳細は以下を参照ください。

参考:アンリアレイジ公式サイト

Web3.0の代表的な仕組みや技術とは?

最後に、Web3.0の代表的な仕組みや技術を紹介します。

DAO

DAO(分散型自律組織)は、Decentralized Autonomous Organizationの頭文字を取った言葉です。特定の管理者や所有者が存在せず、参加者同士の投票で意思決定を行い、事業やプロジェクトを進める組織です。

投票内容の結果は、ブロックチェーン上のプログラムによって、自動的に実行されます。ブロックチェーンの多くは、誰もが投票の過程と結果を公開されたソースコードで確認できるため、不正行為や改ざんが不可能です。この透明性の高さがDAOの特徴です。

NFT

NFTは、「Non-Fungible Token(ノンファンジブル・トークン)」の頭文字を取ったもので、日本語で「非代替性トークン」という意味です。従来のデジタルデータは簡単にコピーや改ざんができるため、希少価値を持たせるのが困難でした。NFTはブロックチェーンによってデータに唯一無二の識別情報を付けることで、そのデジタルアイテムの希少性や資産価値を証明できます。

メタバースでNFTを使うと、オリジナルのアバターやアイテム、土地などに希少価値を持たせて売買することができます。

NFTとは?ブロックチェーンとの関係性や活用事例を解説!

メタバースとNFTの違いとは?両者によって実現できることと注意点も解説

DeFi

DeFiは、管理者を必要としない金融サービスです。DeFiはサービスを利用するユーザー同士の取引を全てプログラムが自動で実行するため、金融機関を介さずにお金のやり取りが行えます。そのため、手数料が安価、24時間365日稼働などのメリットがあります。

Web3.0の現状の課題

Web3.0は多くの分野で活用が期待されていますが、導入には慎重な検討が必要です。まず、Web3.0は法整備が不十分です。

そのため、個人間でのやりとりが自由である分、問題が発生した際には自己責任が求められます。さらに、Web3.0を利用するためには高度な知識が必要であり、現時点では利用のハードルが高いという課題もあります。

まとめ

今回は、Web3.0の基礎知識からメタバースでの活用方法までを紹介しました。Web3.0を活用することで、メタバース内でのアイテム売買など、メタバース社会の可能性が大きく広がっています。

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