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  • 2023/06/30
  • 2024/04/11

「バーチャル渋谷」とは?基本情報やできることを解説

メタバースのビジネス活用に関心のある方であれば「バーチャル渋谷」の名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

自治体のメタバース活用の中で先駆け的な事例で、トレンドの発信地としても世界中から人が集まる「SHIBUYA」の取り組みとして注目を集めました。

当記事では、バーチャル渋谷の基本情報やできることを紹介します。

目次

1.バーチャル渋谷とは

2020年5月19日のコロナ禍に、メタバースプラットフォーム「cluster」上に誕生した渋谷区公認の仮想空間「バーチャル渋谷」。KDDI株式会社、一般社団法人渋谷未来デザイン、一般財団法人渋谷区観光協会を中心とした参画企業73社( ※21年12月時点)で組成する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」が企画・運営し、コロナ禍でリアルな渋谷の街を出歩けない中、テクノロジーとSHIBUYAカルチャーを交差させた、次世代のエンターテイメント体験の場として公開しました。

渋谷の街並みを忠実に再現するデジタルツインであり、渋谷のランドマークとして有名なファッションビル「SHIBUYA109」やスクランブル交差点が存在する街中をアバターで散策できます。

これまでに交流会やスポーツ観戦など、様々なイベントが開催され、参加者は居住地に関係なく「バーチャル渋谷」に集まってコミュニケーションを楽しみました。

▶︎▶︎バーチャル渋谷 公式サイトはこちら

2.バーチャル渋谷でできること

バーチャル渋谷では、どんなことができるかをご紹介します。

2-1.アバターを通じて、コミュニケーションが取れる

「バーチャル渋谷」では、アバターを介して他のユーザーとコミュニケーションをとることができます。コミュニケーションの方法は音声のみで、マイクオンにすることで会話が可能に。

そのほかにも、エモーション機能(エモート機能)を使い、アバターで「喜ぶ」「拍手をする」といった感情表現ができます。

2-2.イベントに参加できる

「バーチャル渋谷」では交流会や音楽ライブなど、様々なイベントが企画・開催され、参加ができます。誰でも参加ができる公開イベントと参加者を限定するクローズドなイベントの2種類があります。

2-3.バーチャル渋谷を貸切できる

バーチャル渋谷には「1DAYイベントパッケージ」というプランがあり、「バーチャル渋谷」でイベントを開催したい主催者向けにメタバース空間を貸し出しています。

実在する渋谷を貸し切ることは難しいですが、このプランを使えば渋谷の街並みをバックに音楽ライブやトークショー、自社製品のPRなど様々なイベントを開催できます。

メタバースだからこそ、全国・海外から参加者を募ることができる点も魅力です。

3.バーチャル渋谷でのイベント事例

最後に、バーチャル渋谷を会場にこれまで行われてきたイベントをまとめました。中には述べ40万人を集めた記録的なイベントも。メタバースを使ったイベントの参考にしてみてください。

3-1.新しい学校のリーダーズ バーチャルLIVE

バーチャル渋谷のミュージックステージを活用し、「新しい学校のリーダーズ」の音楽ライブが開催されました。バーチャル空間らしい近未来的な空間演出の中で行われた圧巻のライブパフォーマンス。

参加者はアバターとなり、飛んだり跳ねたりしながらライブを楽しみました。メンバーの巨大アバターを空間に出すなど、バーチャルならではの演出もあり、盛り上がったそうです。

3-2.ハロウィーンフェス

出典:PRTIMES

渋谷といえば、言わずと知れたハロウィーンのホットスポット。2020年10月26日(月)〜31日(土)の約6日間にバーチャル渋谷にてハロウィーンフェスを開催し、世界中から述べ約40万人が参加しました。

参加者はアバターで仮装をしながら、アーティストによるライブやトークショー、謎解きゲームやバーチャル仮装コンテストなどのコンテンツを楽しみました。

この取り組みは第7回JACEイベントアワード最優秀賞経済産業大臣賞(日本イベント大賞)を受賞しました。

▶︎▶︎参考:PRTIMES

3-3.日本代表選 みんなで熱狂メタバース観戦!

日本代表戦をみんなで盛り上げる「日本代表選 みんなで熱狂メタバース観戦!」というスポーツ観戦イベント。

参加者はアバターに日本代表ユニフォームを着せて応援することができ、パブリックビューイングのようにサッカーを観戦しながら、トークイベントやクイズ企画を楽しみました。

家にいながらでも、アバター同士で喜びや悔しさを分かち合える臨場感のあるイベントです。

4.まとめ

コロナ禍の自粛制限の中で誕生した「バーチャル渋谷」。イベント開催をはじめ、新しい渋谷の楽しみ方として、様々な可能性を秘めた“第二の渋谷”として注目されています。


今後はバーチャル渋谷内で買い物ができたり、乗り物に乗れたりとできることがどんどん増えていくかもしれませんね。

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