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メタバースの種類

  • 2024/04/29
  • 2024/05/17

メタバースをスマホで|スマホのアプリで広げるメタバースの世界

メタバースを体験したい。
そんな思いを抱える方も多いのではないでしょうか。

近年、注目を集めるメタバースが気になっていても、なかなか手を出せずにいる方は少なくありません。
ですが実は、お手持ちのスマホで簡単にメタバースの世界を体験できるんです。

本日は、「もっと気軽にメタバースを体験したい」方に向けて、メタバースを体験できるスマホアプリをご紹介していきます。

この機会にぜひ、メタバースの世界に入り込んでみてはいかがでしょうか。


メタバースtips編集部です。メタバースをビジネスで活用したい人向けの記事を月間20本制作中。メタバースに関わる情報やトレンドを発信しています。
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https://metaverse-tips.lipronext.com/form/

目次

メタバースについて

メタバースとは、インターネット上の3次元仮想空間で人々が多様な活動を行える場を指します。

「メタ」と「世界」を意味する「universe」を組み合わせた言葉であるメタバースは、「超越した世界」という意味を持ちます。この言葉が初めて使用されたのは、1992年にニール・スティーヴンスン氏が発表したSF小説「スノウ・クラッシュ」です。

メタバースでは、ユーザーは自身を表す「アバター」と呼ばれる仮想的な姿でその空間に入り、他のユーザーとコミュニケーションを取ったり、経済活動を行ったりすることができます。集まって会話を楽しんだり、イベントやスポーツ、買い物など、自由に楽しむことができます。

メタバースの基本について詳しく知りたい方はこちら

メタバースでできること

メタバースでできることを5つご紹介します。

他ユーザーとの交流

メタバースでできること1つ目は、他のユーザーとのコミュニケーションです。

メタバースの特徴として、3Dでのアバター表現や相手との位置関係が反映されるボイスチャット機能などにより、まるで相手と同じ空間にいるような感覚を得ることができます。

その特徴が最も明確に現れるのが、オンラインコミュニケーション手段としてのメタバースの利用です。新型コロナウイルスによるオンラインコミュニケーションの増加に伴い、さまざまなコミュニケーション型のメタバースプラットフォームが利用者数を増やしています。

具体的な事例として挙げられるのが、世界最大のメタバース/VRSNSである「VRChat」です。

VRChatは、友達とVR上で遊べるソーシャルVRサービスです。

ソーシャルVRの中でも最もユーザー数が多く、一日あたり30,000人のユーザーがアクセスしています。

さらに、VRゴーグルをかぶってログインするユーザーが多く、他のソーシャルVRと比較してより没入感を感じることができるため、濃密なコミュニケーションが生まれています。

イベントへの参加

メタバースでできること2つ目は、メタバース上でのイベント参加です。

メタバースでは、3Dでのコンテンツ表示や頭の動きに合わせた視点の切り替え、相手との位置関係が反映されるボイスチャット機能などにより、まるで実際のライブ会場にいるかのような体験をすることができます。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リアルでのイベント開催が制限される中、音楽やライブ、アニメ・漫画などさまざまなイベントがメタバース上で開催されるようになりました。

NFTの売買

メタバースでできること3つ目は、NFTの売買と利用です。

メタバース空間での時間が増えると、デジタルアセットが現実世界と同等の価値を持つようになり、NFTがそのやり取りに活用されるようになります。

具体的には、アバターやその着用アイテム、そして土地もNFTとして売買されています。

これまで、デジタル上のアセットはリアルな商品と比べて複製が容易であり、そのために価値を見出すのが難しいという課題がありました。

しかし、ブロックチェーン技術を活用することで、そのアセットデータが唯一無二であることを証明できるNFTが注目を浴びるようになり、企業や個人の間での売買が活性化しています。

教育

メタバースは教育業界にも活かされています。

株式会社リプロネクストでは、鹿児島大学教育学部付属小学校からの依頼を受け、高学年向けの英語学習に使用するためのメタバース空間を制作しました。

この空間はショッピングモールを模したものであり、スーパーマーケットやフードコートなど、生徒が馴染みやすい環境を提供できるよう配慮し、制作しております

生徒の皆さん達はアバターを使い、店員と客の役割に分かれて、英語での買い物を楽しんでいただいております。

詳しい制作事例はこちら

ゲーム

メタバースやVRゲームの特徴として、3Dのリッチな映像表現や他のユーザーとのチャットやボイスチャットによる交流が挙げられます。

さらに、MetaQuestなどの技術を活用することで、よりゲームの世界に没入した体験をすることが可能です。現在、ゲームやエンタメサービスの利用がメタバースの中で最も主流となっており、世界中で多くのユーザーが楽しんでいます。

代表的な事例として挙げられるのが、アメリカのRoblox社が提供するオンラインゲーミングプラットフォーム「Roblox」です。

Robloxでは、他のユーザーが作成したさまざまなゲームをプレイしたり、自分自身でゲームを作成したりすることができます。すべてのゲームがユーザーによって作成されているため、「ゲーム版のYouTube」とも評されています。

また、ゲーム内でリアルタイムでのユーザー同士のコミュニケーションが活発に行われる点や、ゲーム内のアバターやアイテムを売買する経済圏が成立している点などから、Robloxは世界を代表するメタバースの1つとされています。

メタバースでできること10選はこちら

メタバースを体験できる!おすすめスマホアプリ

スマートフォンで楽しめるメタバースサービスは数多く存在します。

それぞれの始め方が異なるため、一つ一つ解説していきます。

以下、紹介するメタバースサービスは3つです。

これらのサービスについて基本情報を交えながら解説しますので、興味のあるものがあればぜひプレイしてみてください。

【簡単にメタバースを体験したい方】「cluster」

Clusterは、無料で利用できるメタバースプラットフォームです。

iOSおよびAndroid向けのスマートフォンアプリが提供されており、スマートフォン1台で手軽にアクセスできます。

ユーザーは自分のアバターを作成し、仮想空間内を自由に移動が可能です。

音楽ライブやビジネス会議など、さまざまな用途に応じて活用できるため、簡単に他のユーザーとコミュニケーションをとることができます。

また、Clusterは日本の企業が運営しているため、日本語でのサービス提供が行われている点もメリットの一つです。

clusterの始め方

Clusterを始める手順は以下の通りです。

①Clusterのスマートフォンアプリをダウンロードしてインストールする

②ユーザー名とアイコンを設定する

③アバターを作成する

④仮想空間を探索する

手順は非常にシンプルで、早ければ3分ほどで完了します。

ユーザー名やアイコンは後から変更することが可能です。

Clusterについて詳しく知りたい方はこちら

【アバター作成を楽しみたい方】「ZEPETO」

ZEPETOは、有名な写真加工アプリ「SNOW」を運営するSNOW社が開発したメタバースアプリです。

ZEPETOでは、自分の写真を撮影してオリジナルのアバターを作成できます。

誰でも無料でアバターを作成できるため、特に若者を中心にユーザー数は3億人を超えました。

また、アバターの外見を細かく調整できる機能も備わっているため、自分だけのオリジナルアバターを作りたい人はぜひ利用してみてください。

ZEPETOの始め方

ZEPETOを始める手順は以下の通りです。

①ZEPETOのスマートフォンアプリをダウンロードしてインストールする

②アバターの名前と生年月日を設定する

③アカウントを連携する

④必要な情報を入力して初期設定完了

ZEPETOのスマートフォンアプリは、「App Store」または「Google Play」からインストールできます。

アカウント連携は、以下のいずれか1つで行うことができます。

登録が完了したら、カメラ機能を使って自分だけのアバターを作成しましょう。

ワールドに入場すると、他のユーザーとコミュニケーションを取ることもできます。

【本格的なゲームを楽しみたい方】「Roblox」

Robloxは、世界中で月間アクティブユーザー数が1億5,000万人を超える大人気のメタバースゲームです。

基本プレイは無料であり、ユーザーはRoblox内に存在する5,000万本以上のゲームをプレイすることができます。

さらに、自分自身のオリジナルゲームを作成し、他のユーザーにプレイしてもらうことも可能です。

Robloxの始め方

Robloxを始める手順は以下の通りです。

①Robloxのスマホアプリをインストール

②必要情報を入力して新規登録

③ゲームを選択してプレイ

スマホアプリはiOS・Androidともに対応しています。

また、ホーム画面にはジャンルごとの人気ゲームが表示されており、検索で探すことも可能です。

好みのゲームを見つけたら、さっそくプレイしてみましょう。

アプリを楽しむ前に知っておきたい注意点

思わぬトラブルに遭遇せず、楽しくプレイするためにも、メタバースサービスを無料ダウンロードする前に、以下の3つを把握しておきましょう。

アプリ内課金について

今回ご紹介したメタバースアプリは、全て無料で基本プレイが可能です。

ですが、メタバース内で利用するアイテムやアバターの衣装などは、課金しなければ入手できないことがあります。

スマートフォン上での課金は、iPhoneのFace IDを使った承認など、非常にスムーズに行えるため、軽率に課金してしまうユーザーが後を絶ちません。

課金アイテムは魅力的に見えることが多いですが、無意識に課金し過ぎないように注意しましょう。

VR機能はついていない

「せっかくならVRゴーグルを使ってみたい」と考えている方もいらっしゃると思います。

ですが、スマートフォンからダウンロードできるメタバースサービスは、VRゴーグルには対応していません。

VRゴーグルを利用したい場合は、主にPCからアクセスするメタバースサービスを選ぶ必要があります。

今回の記事で紹介したメタバースアプリの中では、clusterがPCからのアクセスでVRゴーグルを利用できるようになっていますので、気になる方はぜひVRゴーグルを使ってみてください。

VRゴーグルを使うことで、視界の360度がメタバースの世界に包まれ、スマートフォンでは得られない非日常的な体験を楽しむことができます。

Wi-Fi環境下でプレイする

メタバースアプリは、オンラインゲームと同様にデータ通信量を大量に消費します。

Wi-Fiに接続せずに、キャリア回線を使って利用すると、すぐにデータ制限に達してしまう可能性があるため注意が必要です。

キャリア回線を使用する場合は、画面上に多くのアバターが表示されるワールドや、細かいギミックが含まれるワールドに長時間滞在することは避けましょう。

メタバースサービスを長時間楽しむためにも、できる限りWi-Fiに接続してから利用することがオススメです。

メタバースで利用するVRデバイス

実際にVRデバイスを利用して、メタバースサービスを利用したい方に向けて、VRデバイスの選び方や、オススメのVRデバイスをご紹介します。

選び方

まずは、VRデバイスの選び方をご紹介します。

価格

最初に注目すべきはVRデバイスの価格です。 

VRデバイスの価格は幅広く、3万円台で手に入るものから10万円を超えるものまで様々です。

VRデバイスの性能や自身の体験したい内容と照らし合わせながら、適切な価格帯を選択しましょう。

見た目・サイズ

VRデバイスの外観や大きさも、選択基準の一つです。 

それぞれのデバイスには異なる重量があり、あまりにも重いものを選ぶと、体への負担も増えてしまいます。

見た目の好みだけでなく、サイズや重量にも注意を払いましょう。

対応サービス

VRデバイスの機能や対応サービスの内容も重要な判断基準です。

純粋に仮想空間を楽しむだけなのか、それとも本格的なゲームを楽しみたいのかによって、選ぶデバイスも異なります。

自分がVRデバイスでどのようなことをしたいのかを考慮しておくと良いでしょう。

メタバースにおすすめVRデバイス

最後に、オススメのVRデバイスをご紹介します。

VRデバイスをご検討の方はぜひ参考になさってください。

MetaQuest2

Meta社(元Facebook)が販売するVRデバイス、【MetaQuest2(メタクエスト2)】。

製品名MetaQuest2
開発企業Meta
価格¥37,180〜
公式サイトMetaQuest2公式サイト

こちらの商品の特徴は、

・価格が安いこと

・対応しているゲームやプラットフォームが多いこと


最初の一台を探している人や、VRデバイス選びに迷っている人におすすめです。

HP Reverb G2

続いては、HP社が販売しているVRデバイス【HP Reverb G2】です。

こちらの商品の特徴は、

・業界トップクラスの解像度を誇ること

・耳に密着せず自然な音響効果を得られる没入感の高いオーディオが搭載されていることです。

製品名HP Reverb G2
開発企業HP
価格¥65,780~
公式サイトHP Reverb G2公式サイト

VIVE Flow

続いては、人気の「VIVE」シリーズの一つである【VIVE Flow】です。

こちらの商品の特徴は、

・小さく軽くポータブルなこと

・眼鏡と同じように簡単に折りたたみや持ち運びができるとこ

製品名VIVE
開発企業HTC
価格¥59,990
公式サイトVIVE Flow公式サイト

内蔵しているスピーカは、くっきりとしたサウンドのフル3D空間オーディオを出力可能。

バーチャルスペースのコンテンツに没頭できます。

Valve Index

最後にご紹介するのが、Valve社が販売するVRデバイス【Valve Index】です。

製品名Valve Index
開発企業Valve Corporation
価格¥69,080〜
公式サイトValve Index公式サイト

こちらの商品の特徴は、

・5本の指を認識するコントローラー

・耳に密着しないヘッドフォン

よりリアルなサウンドやモーションを実現できる設計になっていることが大きな特徴です。

まとめ

メタバースはスマホで気軽に体験できるまで発達しています。

「気になるけど、何だか難しそう…」

このように感じられる方もいらっしゃると思いますが、まずはスマホでのアプリでメタバースの世界を体験してみてはいかがでしょうか。

株式会社リプロネクストでは、自治体や企業向けにメタバース・XRの提供を行っています。企画から運営までを一貫してお引き受けすることができますので、どんな些細なお悩みでもお気軽にお聞かせください。

自治体や企業それぞれのニーズに合わせて、メタバースの力を活用し、共に新たな世界を構築していきましょう。

メタバース・XRにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

「Metaverse tips」は株式会社リプロネクストが運営しています。
ビジネスシーンにおけるメタバースの活用や、導入をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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