- 2022/08/09
- 2024/07/25
メタバース入門におすすめのビジネス本!厳選11冊を紹介
メタバースと聞くと、ゲーム・アニメといったイメージを連想するかもしれませんが、ビジネスの活用事例が増えており、参入企業が増加傾向にあります。
ビジネス情報に敏感な方は、ニュース番組やWebマガジンで「メタバース」に触れる機会が増えて、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、メタバースのビジネス動向やメタバースへの理解を深めたいという方に向けて、おすすめの書籍を11冊ご紹介します。
メタバースtips編集部です。メタバースをビジネスで活用したい人向けの記事を月間20本制作中。メタバースに関わる情報やトレンドを発信しています。
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目次
1.メタバースとは
メタバースは「メタ(meta)=超越した」と「ユニバース(universe)=世界」の2語を合わせた造語です。
直訳すると「超越した世界」になりますが、インターネット上でアバターを通じて人と人が繋がる3次元の仮想空間のことをメタバースと言います。
メタバースにAR(拡張現実)やVR(仮想現実)の技術を掛け合わせれば、現実世界と仮想世界を融合したり、その世界に入り込んだような感覚を得ることもできます。
▶︎▶︎関連記事:注目のメタバースとは?仕組みやメリットなどやさしく解説
2.メタバースの情報収集におすすめの本 厳選11冊
メタバースの役割や今後の可能性など、深いインプットを得たい方におすすめなのが書籍です。
今回はおすすめ11冊をご紹介するので、ぜひ興味のある一冊を手に取ってください。
- 「60分でわかる! メタバース 超入門」
- 「マンガでわかる! メタバースの世界」
- 「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」
- 「メタバースとWeb3」
- 「メタバース 完全初心者への徹底解説」
- 「メタバース未来戦略 現実と仮想世界が融け合うビジネスの羅針盤」
- 「図解ポケット メタバースがよくわかる本」
- 「先読み!IT×ビジネス講座 メタバース&NFT」
- 「メタバース×ビジネス革命 物質と時間から解放された世界での生存戦略」
- 「Web3とは何か~NFT、ブロックチェーン、メタバース」
- 「XR・メタバースの知財法務」
2-1.「60分でわかる! メタバース 超入門」
出典:amazon.co.jp
ビジネス関連のメタバース情報が簡潔にまとめられている一冊。
タイトルに「60分でわかる!」とあるように、1トピック1見開きで、サクサクと読み進めていくことができます。
一冊読み終える頃には、メタバース×ビジネスの現在と未来、注目のプラットフォーム、企業の活用事例を理解し、国内だけでなく海外のトレンドも知ることができます。
本の末尾にあるインデックスから気になるワードを探し、該当ページを読むという辞書的な使い方もできます。
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2-2.「マンガでわかる! メタバースの世界」
出典:amazon.co.jp
一冊目にご紹介した書籍と同じく、入門におすすめなビジネス向けメタバース本です。
架空のイベント会社の社員たちがメタバース事業を展開するというストーリーに合わせ、身近な例を交えながらメタバースの基本や注目の背景、リスクなどをわかりやすく解説。
後半にはビジネスの活用事例を紹介しながら、自社でどのような企画を実施していくのかまで描かれています。
ストーリーを読んだ後には章ごとに詳しい解説もあり、サクサク読み進めながら理解を深められるでしょう。
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2-3.「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」
出典:amazon.co.jp
メタバースの定義はもちろん、社会との関連性、今後メタバースをどのように使っていくべきなのかという内容が紹介されており、メタバースについて深く知りたい方は読んでおくべき一冊です。
「メタバース」の表面ではなく本質に触れているので難しいように思えますが、わかりやすい例や図で紹介されており、大事なポイントは太字になっているので読みやすい工夫がされています。
著書の佐藤航陽氏は地上波番組「世界一受けたい授業」でメタバースについて話すなど、メタバース関連の著名人の一人です。
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2-4.「メタバースとWeb3」
出典:amazon.co.jp
メタバースだけでなく、同時に耳にする機会の多い「Web3」「DAO」「NFT」といったキーワードとの関連性を丁寧に解説しているのがこちら。
VRとブロックチェーンの領域でビジネスを手がけている著者だからこそ、自社のサービスの例も交えながらわかりやすく紹介されています。様々な業界の事例もあるので、自社と照らし合わせ実践に繋げやすい内容です。
時代が変わってゆくタイミングの中、今知っておくことで周りと一歩差がつくでしょう。
2-5.「メタバース 完全初心者への徹底解説」
出典:amazon.co.jp
こちらはメタバース入門におすすめの一冊。
メタバースの基礎知識から、ジャンル別のサービス事例、関連デバイス、そして今後の展望まで、ステップを踏みながら理解を深められるので、初心者の方にもやさしい内容です。
「メタバースとは」の全体図を把握しておきたいという方は、手にとってみてください。
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2-6.「メタバース未来戦略 現実と仮想世界が融け合うビジネスの羅針盤」
出典:amazon.co.jp
メタバースのビジネス活用を具体的に進めたいという方におすすめです。
メタバースビジネスに参入する上で知っておきたい基本的な概念、世界的な動き・トレンドはもちろん、業界ごとの事例や、注意すべきポイントや課題にも触れています。
リアルな目線を持ちながら、メタバース活用のイメージを描く上で参考となる一冊です。
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2-7.「図解ポケット メタバースがよくわかる本」
入門書のように使える、初心者向けの一冊。
メタバースの定義や位置付け、XRやWeb3のような関連ワードとの繋がりが紹介され、一冊を読み終える頃にはメタバースについて語れるようになっていることでしょう。
企業の導入事例だけでなく、メタバースで稼ぐ方法やSDGs視点から見たメタバースの存在価値など、他にはない切り口もあります。
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2-8.「先読み!IT×ビジネス講座 メタバース&NFT」
IT×ビジネス解説書シリーズにて「メタバース&NFT」が発売されています。
メタバースの情報だけでなくNFTと関連したチャプターが豊富で、メタバースとNFTの両方を活用したビジネスに興味がある方におすすめです。
また、まだ発展途上であるメタバースだからこそ知っておきたい法律の話題も。
2名の専門家の先生が登場するページは、会話形式で読みやすく解説されています。
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2-9.「メタバース×ビジネス革命 物質と時間から解放された世界での生存戦略」
ITサービスに精通したフリージャーナリストの西田 宗千佳氏がメタバースの現在と課題、そして未来について考察。
多くの企業の事例とともに、これから訪れるメタバースについてビジネス視点で紹介しています。現状を踏まえて、これからの行く末を探りたいという方にピッタリの一冊です。
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2-10.「Web3とは何か~NFT、ブロックチェーン、メタバース」
こちらはWeb3をメイントピックに掲げ、その中でメタバース、NFT、ブロックチェーンについて紹介されています。
メタバースのみに焦点を当てるではなく、インターネット社会全体の構造の変化に興味がある方はチェックしましょう。
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2-11.「XR・メタバースの知財法務」
VR・ARなどのXRやメタバースのビジネス参入時に検討すべき知財法務について学べるのがこちら。
法整備が整っていない新しいテクノロジーだからこそ、ビジネスで使う際には慎重になります。
こうした課題に対し、XR/メタバース分野を専門とする弁護士・研究者である著者が著作権や商標権、意匠権など知的財産権に関する考え方を指南してくれます。
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3.本を読んだ後に体験するのにおすすめのメタバース
書籍でインプットをした後は、アウトプットも行ってみましょう。本を読んだ後すぐに、メタバースに触れてみたいという方におすすめのプラットフォームをご紹介します。
- cluster(クラスター)
- VRChat
- DOOR
3-1.cluster(クラスター)
無料で利用できるサービスで、スマートフォンやPC、VRヘッドセットなど様々な環境からアクセスできる手軽さが魅力です。
ユーザーが作成したオリジナルの空間(ワールド)はもちろん、「バーチャル渋谷」のような自治体・企業が作った空間も公開されています。他のユーザーがいるワールドを選択すれば、アバター同士のコミュニケーションも取れます。
国内企業のサービスなので日本語対応で初心者も使いやすく、ビジネス活用もされているので「注目のメタバースにまずは触れてみたい」という方におすすめです。
3-2.VRChat
2014年にアメリカで設立された「VRChat Inc.」が運営するソーシャルVRプラットフォーム。世界中からユーザーが集まり、こちらも無料で登録ができます。
ユーザーは自分でカスタムしたアバターでログインし、他のアバターとコミュニケーションを取ったり、一緒に活動をすることができます。
Meta Quest 2などのVRヘッドセットを持っている方は特におすすめ。まるで仮想世界に入り込んだような感覚を味わえます。スマートフォンやmac OSには対応していないのでご注意を。
▶︎▶︎VRChat 公式サイトはこちら
3-3.DOOR
出典:Door NTT XR
2020年11月に誕生したNTTのXR空間プラットフォーム「DOOR」。
PC・スマートフォン・VRヘッドセットなどのマルチデバイス対応で、誰でも気軽に使えるのが魅力です。NTTのインフラによる安全性や安定性も評価されており、現在では100万人以上が利用しています。
個人利用だけでなく法人の商用利用も許可されていて、バーチャルショップやセミナー、バーチャル講演会等も開催されています。
プライベートはもちろん、「企業・団体の活用事例を知りたい」という方におすすめです。
▶︎▶︎DOOR 公式サイトはこちら
4.まとめ
現在はWeb上で様々な情報を集められる時代ですが、書籍に触れることでより深く、網羅的に情報を集められるので、新たなビジネスアイデアが広がるかもしれません。
ご自身の目的に合わせ、この記事を書籍選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
メタバースtipsを運営しているリプロネクストでは、法人・自治体向けメタバースについて企画・プラットフォーム選びから開発までを一貫してサポートしています。「こんなメタバースは作れるだろうか」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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