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メタバースの基礎知識

  • 2024/03/30
  • 2024/06/13

メタバースのアプリケーション13選!実現できることや選ぶポイントをご紹介

近年、メタバースが社会に浸透したことで、関連するアプリケーションも多く提供されるようになりました。しかし、各アプリケーションはそれぞれ特徴が異なるため、自社の目標達成や課題解決につながるものを選ぶことが必要です。

ここでは、メタバースのアプリケーションを13個紹介し、実現できることや選ぶポイントなどをご紹介します。


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目次

メタバースの概要と注目される背景

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まず、メタバースがどのようなものかをおさらいしておきましょう。ここでは、メタバースの概要と注目される背景を解説します。

メタバースとは

メタバースとは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、そしてオンラインバーチャル世界が一体化した概念であり、現実世界とデジタル空間が融合した新たなコンピューターグラフィックスとユーザーインターフェース技術のことです。ユーザーは現実世界とは異なるデジタル空間で活動し、他の人々と交流し、さまざまなコンテンツやサービスを創造することも可能です。

メタバースは、従来のオンラインプラットフォームよりもさらに没入感があり、リアルな体験に近いものを提供します。また仮想現実技術、拡張現実技術、人工知能、ブロックチェーンなどのテクノロジーの進歩によって、より推進力が増している状況です。

メタバースは、エンターテイメント、教育、ビジネス、コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で革新的な応用が期待されています。一方で、プライバシーやセキュリティの懸念、デジタル格差などの課題もあるため注意が必要です。

なお、メタバースの詳細は、以下の記事もあわせてご確認ください。

メタバースとは?仕組みやメリットなどわかりやすく解説

メタバースが注目される背景

近年、日本においてメタバースが注目されている背景はいくつかの要因が考えられます。

まず、挙げられるのが技術の進化です。VRやAR技術の成熟により、メタバースの構築や利用が容易になり、これがメタバースの普及に寄与しています。

また、エンターテインメント文化の醸成も要因の1つです。特に日本はアニメ、マンガ、ゲームなどのコンテンツで世界的に有名であり、これらのコンテンツはメタバースにおいて新たな表現の場として活用される可能性があります。このような文化的背景が、メタバースへの関心を高めている要因といえるでしょう。

さらに、日本のビジネス環境や社会の変化も影響しています。例えば、新型コロナウイルスの流行により、リモートワークやオンラインイベントの需要が増加しました。これにより、オンライン空間におけるコミュニケーションや活動の重要性が再認識され、メタバースの価値が高まっています。

メタバースで実現できること

ステージでマイクを持つ男性  自動的に生成された説明

メタバースを活用することによって、以下のようなことが実現できます。以下で、それぞれの内容を解説します。

没入感のある体験提供

メタバースは現実の体験を仮想空間で提供することが可能です。ユーザーは仮想世界を自由に探索し、他のユーザーとの対話や活動を通じて没入感ある経験を楽めます。

仮想的なコミュニティの形成

メタバースは、世界中の人々が仮想空間で交流し、コミュニティを築く場を提供します。これにより、地理的な制約を超えて人々が結びつき、共同で活動することが可能です。

新しいビジネスモデルの創出

メタバースは、エンターテインメント、教育、ビジネス、広告など、さまざまな分野で新たなビジネスモデルを生み出す可能性があります。仮想空間内でのイベントや販売、広告などがその一例です。

教育とトレーニングの革新

メタバースは、教育やトレーニングの分野で革新をもたらします。仮想空間でのシミュレーションや体験型の学習を通じて、実践的なスキルや知識を効果的に獲得することが可能です。

クリエイティビティの発揮

メタバースは、ユーザーが自身や環境を自由にカスタマイズし、独自のコンテンツや作品を制作・共有する場を提供します。これにより、芸術表現やデザインの領域での創造性が拡大するでしょう。

リアルとバーチャルの融合

メタバースは、現実世界と仮想空間を統合することで、新たな体験やサービスを生み出します。例えば、現実世界のデータを仮想空間に統合することで、リアルタイムでの情報共有や分析が可能になります。

メタバースの用途については、以下記事の内容をご参照ください。

メタバースのおもな用途とは?11の活用例とはじめる方法をご紹介

メタバースのアプリケーション13選

アイコン  低い精度で自動的に生成された説明

メタバースのアプリケーションには、さまざまなものがあります。ここでは、特に有名なメタバースのアプリケーションを13種類ご紹介します。

1.Minecraft

Minecraft(マインクラフト)は、ブロックを用いて世界を構築するメタバースゲームです。ユーザーは木を伐採したり土を掘ったりして、さまざまな素材を集められます。これらの素材を使って家や街の建築や、武器や道具を作成することが可能です。Minecraftの世界は、地球8個分の広さに相当する広大な土地で、自由に探索や冒険、建築を楽しめます。

Minecraft Education Editionは学校現場で利用され、英語や化学、プログラミングの学習用のワールドが提供されています。教師と生徒が共同で建物の設計や建築を行い、創造性とチームワークを鍛えられる点がメリットです。

Minecraftは、ブロック遊びをデジタル上で楽しめる世界であり、自由な発想と創造力を存分に発揮できるメタバースゲームといえるでしょう。

参考:Minecraft 公式サイトへようこそ

2.Fortnite

フォートナイトは、エピックゲームズが運営する基本プレイ無料のゲームです。メタバース・プラットフォームとしても認知されており、クリエイティブモードでは、ユーザーが自身のゲームを制作し、公開できる環境が提供されます。プレイヤーはゲーム内で入手した素材を使用して、壁や階段、屋根などを構築し、独自の戦術を展開する点が特徴です。

また、基本プレイは無料で提供され、ゲーム内で利用できるスキンやアクセサリー、乗り物、音楽などが課金されています。コラボレーションも積極的に行われ、その収益は年間で5,000億円を超える規模に達しています。

さらに、フォートナイトはゲームからメタバース・プラットフォームへの進化を遂げ、クリエイティブモードを強化するために「Unreal Editor for Fortnite」が提供され、メタバース空間の品質が向上しました。定期的に、著名人やアーティスト、キャラクターをフィーチャーしたワンタイムイベントも実施され、新たな体験が提供されています。

参考:Fortnite

3.あつまれどうぶつの森

「あつまれどうぶつの森」は、Nintendo Switch用のソフトウェアです。こちらも一種のメタバースゲームとして捉えられます。このゲームは、プレイヤーが無人島に移住し、自分なりの理想の生活を築くことができる点が特徴です。おもなプレイ内容は、以下のように島の開発やデザイン、他のキャラクターとの交流、さまざまな活動を楽しむことなどが挙げられます。

・無人島での生活

プレイヤーは無人島に住み、自分の村や生活を整えていきます。自分の家や他の住民の家を建てたり、庭を整えたりできます。

・キャラクターとの交流

可愛らしい動物たちが暮らすゲーム内で、彼らとの交流を楽しむことが可能です。彼らと会話したり、プレゼントを贈ったりして仲良くなります。

・四季折々のイベント

現実のカレンダーや季節に合わせたイベントがゲーム内で開催されます。クリスマスやハロウィンなどのイベントでは、特別なアイテムや装飾を手に入れることが可能です。

・DIY(Do It Yourself)

プレイヤーは自ら道具や家具を作ることができます。木や石、草などの素材を集めて、工作や家具を作ったり、島をデザインしたりできる点が特徴です。

参考:あつまれ どうぶつの森 | Nintendo Switch | 任天堂

4.Roblox

Robloxは、次世代のエンターテイメント体験を提供するメタバースのアプリケーションです。ユーザーが作成した没入感たっぷりの3Dワールドで、何百万人もの人々と一緒に創造やプレイを楽しめます。

自分のアバターをカスタマイズしてさまざまなゲームや体験を楽しんだり、友達と一緒に冒険に出かけたり、独自のゲームを作成したりすることが可能です。Robloxは、クリエイティビティを刺激し、コミュニティ全体で共有される無限の可能性を提供しています。

Robloxは、PC、モバイルデバイス、Xbox One、VRヘッドセットなど、さまざまなプラットフォームで利用できます。クロスプラットフォーム対応なので、何百万人ものプレイヤーと一緒に楽しめるでしょう。

参考:Roblox

5.Horizon Worlds

もともと「Facebook Horizon」として2019年に最初に導入され、後にMetaへの社名変更に伴い「Horizon Worlds」に改名された仮想空間です。招待制のβ版が提供されました。VR機器を身に着け、アバターとしてバーチャル世界に入り、ミニゲームを楽しんだり、他のユーザーと交流したり、独自の仮想空間を構築できます。

Horizon Worldsでは、ユーザーはクリエイターとして、メタバース上に独自のワールドを作成することが可能です。ビジネス会議室からリラックスできる場所、遊園地、都市など、さまざまな空間を設計できます。また家具やアバターの衣装など、空間に使用するオブジェクトもカスタマイズできる点も特徴です。

現在、一部のユーザーはHorizon Worlds内で制作したデジタルアイテムを販売できるマネタイズ機能をテストしています。アバター向けのファッションアイテムや特定エリアへのアクセス権などが販売されていますが、購入には18歳以上の年齢が必要です。

参考:Meta Questの「Meta Horizon Worlds 」| Quest VRゲーム

6.Rec Room

Rec Roomは、VRマルチプレイのメタバースゲームです。ユーザーが作成した多くのルームがあり、これらのルームに入ることで、さまざまなアクティビティを楽しめます。

アバターを操作してメタバース内を探検したり、友達と交流したりすることはもちろん、ホラーゲームのプレイやアート鑑賞もできます。現在では、約1,200万のルームが存在しているようです。

また、自分専用のルームの作成もできます。さまざまなテンプレート(ビーチ、誕生日、ボウリング、ユーチューブなど)からベースとなるルームを選択し、独自のルームを作成することが可能です。

さらに、ボイスチャット機能やメッセージ機能、ジェスチャー機能を使って他のユーザーとコミュニケーションを取れます。フレンド機能もあり、友達と継続的に遊べるでしょう。

参考:Rec Room

7.VRChat

VRChatは、世界中の人々と仮想現実の中で交流し、創造し、楽しめるメタバース・プラットフォームです。VRChatでは、25,000以上のコミュニティが制作したワールドを探索できます。これらのワールドは多様なテーマで構築されており、ユーザーの好奇心を満たしてくれるでしょう。

またUnity SDKを使って、ユーザーが自分のイマジネーションを実現できます。ワールドを作成し、他の人々を招待して一緒に遊ぶことがで可能です。カスタムアバター機能を活用することで、自分の外見を変え、VR上でコスプレのような体験を楽しむこともできます。

VRChatはコミュニティ主導型のメタバース・プラットフォームであり、世界中の人々と交流できるだけでなく、公式およびコミュニティ主催のイベントに参加できる点も特徴です。

なお、VRChatの詳細は、以下記事でご確認いただけます。

VRChatとは?基礎知識&できることや企業の活用事例を紹介

参考:VRChat

8.ZEPETO

ZEPETO(ゼペット)は、スマートフォンで利用できるメタバースアプリで、アバターを活用した交流を楽しめる点が特徴です。現在の利用者数は2.5億人に達し、仮想空間内でのコミュニケーションなど、さまざまな楽しみ方が提供されています。例えば、フォトブースやチャット、イベントへの参加など、多彩な機能が用意されています。

特別なソフトウェアは不要で、PCやスマートフォンがあれば誰でも簡単に始めることが可能です。

ZEPETOの最大の魅力は、アバターに適用できるファッションの多様性です。顔の形や髪型、ファッションなどをカスタマイズして、個性豊かなアバターを作成できます。ファッションアイテムは豊富に揃っており、さまざまなスタイルに挑戦できます。さらに、オリジナルアイテムの作成も可能です。

ZEPETOは特に若い女性に人気があり、ユーザーの7割以上が女性だといわれています。そのため、特に女性向けの商品やサービスを提供する企業からの注目度が高いです。また課金要素は「COIN」と「ZEM」があり、これらの専用通貨を課金して入手し、おもにファッションアイテムを購入するために使用します。

参考:ZEPETO

9.Neos VR

Neos VRは、Soliraxによって生み出されたメタバースで、VRの技術を駆使してユーザー独自の世界を構築し、他のユーザーとの交流を可能にするプラットフォームです。ソーシャルな体験や多様なバーチャルクリエーションを1か所に共有する方法を再定義し、再構築することを目的としています。

またNeos VRでは、NCR(デジタル通貨)を使用して追加のストレージを購入したり、ドメイン名を設定したりすることが可能です。

参考:Neos Metaverse

10.MeetinVR

MeetinVRは、ビジネスミーティングとコラボレーションをメタバース内で最高水準に引き上げるプラットフォームです。チームとの会議や顧客とのインタラクション、ワークショップ、トレーニングなど、多岐にわたって活用できます。

MeetinVRは、メタバース内におけるチームとの協力や、顧客とのコミュニケーションに最適なアプリケーションです。メタバースでのイベントやワークショップを主催するためのツールを提供しています。

また、メタバース内でのトレーニングセッションを行うことも可能です。

参考:MeetinVR

11.Spatial

Spatialは、Meta社によって開発された仮想空間内でのコミュニケーションツールです。さまざまなシーンで利用されており、ビジネスからエンターテイメントまで幅広い用途があります。

Spatialは、メタバースでの旅行やコミュニケーションを楽しむためのプラットフォームであり、ビジネスシーンでも活用されている状況です。特にオンライン会議に最適であり、リモートワーク環境では、VRを使用してリアルな身振りや手振りを感じたり、付箋やホワイトボードを共有したりできます。

最大25〜30人のユーザーが同時に参加でき、VRを使用して臨場感のある会話が可能です。さらに、仮想空間内で3Dオブジェクトを操作したり、文字を書き込んだりすることもできます。

アバターを介したリモート会議により、集中力を高める効果が期待できるでしょう。同じ場所で作業しているという感覚を持てるのも特徴です。

Spatialについては、以下記事も参考にしてみてください。

バーチャル空間「Spatial(スペーシャル)」とは?基礎知識やビジネス活用事例を紹介

参考:Spatial

12.Decentraland

Decentraland(ディセントラランド)は、ブロックチェーン技術を利用した完全なメタバースを目指すプロジェクトです。ユーザーが自由に仮想世界を構築し、探索し、交流できます。

Decentralandでは自分のスペースを所有し、イベントを開催したり、実験したりすることが可能です。また、ブロックチェーン技術を使用し、仮想通貨MANAを取引や投資に使用できます。また、ユーザーはSmart Wearablesを利用して、アバターと一緒にユニークな体験を作成できる点も特徴です。コミュニティによって構築・運営されている、ユーザー同士が交流し、イベントに参加できる場所です。

Decentralandはメタバースの未来を体感する方法として注目されており、世界中の多くのクリエイターが参加しはじめています。

参考:Decentraland

13.MRTK

MRTK(Mixed Reality Toolkit)は、Microsoftが主導するオープンソースのプロジェクトであり、Mixed Realityアプリケーション向けのクロスプラットフォーム開発キット(SDK)です。おもにHoloLensなどのMixed Reality(MR)アプリケーションの開発に使用されます。

また、MRTK v2はモジュール化されており、異なるコンポーネントを組み合わせて使用することが可能です。例えば、ハンドトラッキングやプロファイル設定、物体の位置追跡、空間認識、エディタ内のシミュレーションといった機能が挙げられます。

MRTKを使用してAR/VR対応のUnityプロジェクトを作成する際には、MRTK Project Configuratorを使用して設定を行います。またその際には、シーンの設定も必要です。

参考:MRTK へようこそ | Mixed Reality Toolkit Documentation

メタバースのアプリケーションを選ぶポイント

帽子をかぶった男性のcg  中程度の精度で自動的に生成された説明

前項で紹介したように、メタバースのアプリケーションは多くの種類があるため、どのように選べばよいのか迷う方も多いでしょう。ここでは、メタバースのアプリケーションを選ぶポイントをご紹介します。

ビジネスの目的

メタバースのアプリケーションは多岐にわたります。ビジネス目的に合ったアプリケーションを選ぶことが重要です。

例えば、製造業では設計・開発・試験を仮想空間上で再現するアプリケーションが有用でしょう。自社の業務プロセスやニーズを把握したうえ、目的を達成できるアプリケーションを選ばなくてはなりません。

セキュリティとプライバシー

メタバースは仮想空間でのコミュニケーションを可能にします。ただし、ユーザー同士の交流が盛んに行われることや、ビジネスにおいては個人情報のやり取りも発生するため、セキュリティとプライバシーの確保が必要です。データの保護やアクセス制御を検討しましょう。

また、サイバー攻撃や不正アクセスからの保護策が実施されているかどうかも、メタバースのアプリケーションを選ぶポイントとして欠かせません。

UI・UX

メタバースのアプリケーションはユーザーエクスペリエンスを向上させることが求められます。使いやすさや直感的な操作性を重視しましょう。

使いにくいUI・UXの場合、社内のメンバーはもちろんユーザーも使ってくれません。ユーザーが快適に利用できる環境を提供しているメタバースのアプリケーションを選択することが成功の鍵です。

まとめ

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本記事では、以下13種類のメタバースのアプリケーションをご紹介しました。

各アプリケーションは用途や機能が異なります。自社の目的や課題を達成できるメタバースのアプリケーションを活用したり、参考にしたりすることでビジネスに活用してもらえれば何よりです。

しかし、メタバースの事業を検討する際には、専門的なスキルを持った人材の確保や育成が欠かせません。そのため、専門的にメタバース業者に依頼するのも1つの方法でしょう。

メタバースをビジネスに活用したい場合は、ぜひリプロネクストにご相談ください。数多くのメタバースのサービスを立ち上げた経験と実績があります。ぜひ、貴社の課題解決のお手伝いをさせてください。

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